ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

ちょっとだけ 入った

2020-01-13 | *帆船日本丸
1月13日(成人の日)

実に穏やかで暖かな日でした
晴れ着を着た新成人の皆さんも、安心して式典に参加できたことでしょう

そんな日に、帆船日本丸に行って来ました

甲板員さんにアポイントを取り、直前にチョフサーの許可をいただき
乗船口から、フォアマスト横を通り、休憩室付近までという、ほんの少しの距離ですが、船内に入りました


本日の帆船日本丸。ドックもアリーナもとても静か。帆船日本丸内の工事音だけが聞こえる。

その用事とは、帆船日本丸の備品である「焼きコテ」を借り出し、焼き付ける・・・・という作業をする事
私個人と窓口になっている甲板員さんが、健康上のことで、4月の頃まですれ違いになりそうなんです
そこでちょっと早いんですが、募金グッズ作成の焼印だけ先に済まそう・・・・・というもの

指定された時間は、12時から13時
つまり、大規模修繕工事が、昼休みで止まっている時間だけです
普通ですと、「国民の祝祭日」は休工なんですが、横浜市が実施する、限られた期間での、大規模修繕という事で
工事は、土曜日も実施されているそうです


船橋部の床廻りが剥がされていた。

早めにアリーナに到着すると、正に工事現場の音です
ご近所に、住宅やオフィスがないからいいんでしょうけど、近くにあったらクレームもんです

斫(はつ)りするエアーハンマーの音、グラインダーの回転・音擦過音、電源装置のエンジン音・・・・・など
(「斫(はつ)り」とは、コンクリート製の床や壁を壊す事)
船首側から船尾側まで、その連続した音が絶える事ありませんでした


頭上に足場と仮床が組まれ、その上で作業をしていた。足元も頭上も注意が必要。

マイ・ヘルメットを持って自宅を出る
指示通り乗船口で着帽しての乗船
足元含め鉄パイプとシート・・・・・・そこら中、埃だらけです
取り外されて艤装類が、床に並べられていました
休憩室付近の船内にも、ブルーシートで養生されていました


床上20cmくらいの高さで、鉄パイプが縦横に張り巡らされている。外され再塗装された部材が、あちこちにぶら下がっている。

焼きコテを使った作業は、時間ぎりぎりまでかかり、午後作業が始まった直後、下船しました

時間的余裕と許可が出れば、船内の工事の様子を見たかったんですが・・・・・まぁ、無理でしょうナァ~

1月26日(日)に船内見学会があり、今回の大規模修繕の説明が行われます

船内工事現場を見ながら、飯田キャプテンが解説するそうで
昨年12月4日から一般公募だったけど、午後の部が12月6日に、午前の部が12月12日に満員になり、締め切ったという

今日の訪問で、もっと時間的余裕があれば、どんな作業をやっているか聞けたんだけど、全くの余裕なし
ボランティアかもめを対象とした見学会があればいいんだけど、その話しは聞こえてこない


フォアマストとメインマストを、スターボード側(右舷側)から引っ張っている太いワイヤーロープがないのが判る。バランスが崩れないのかな?
もし倒れるとすれば、ランドマーク側ではなく、みなと博物館側に倒れるようにしているのか?


甲板上足元、鉄パイプだらけだけど、後2週間で足元や通路確保くらいまでに、作業が進むののかなぁ~って
3月から一般公開予定だけど、清掃作業もさぞかし大変だろうな・・・・・

他人事(ひとごと)ながら、心配してしまう私である