今回は訳あってソロ登山、ということで、トシも取ってるし、安全を第一に、双六岳に連泊、双六の休日とシャレ込んで、北アルプスに向かう。長野まで新幹線、松本へは特急で、そして、新穂高へはバスだ。
ここで14時、今日はワサビ平小屋までだ。バス停の終点で降りると、巨大な壁が目の前に迫る、いよいよ北アルプスに来たな、という気持ち。
そして、登山指導センターに、登山届を出す。
見ると新穂高ロープウエーが動いてる。私、ロープウエーの先にはまだ行ったことがない。西穂山荘のあるところだ。いつか行ってみたいもんだ。今日は、西穂方面ではない、裏銀座方面だ。
例によって、クマさん注意、今日は結構大きな音のなる鈴をぶら下げてる。明日の鏡平の手前、昨年クマが出たというその名も「クマの踊り場」を通過する予定だ。
そして登山口を通過。ここから約1時間、標高差は3百m登る。車道のせいか、そんなに登る感覚はないが。
岩々が見えて来た、胸が高まるね。
土砂流出防備保安林。森林インストラクターの学習中だが、森林法で保安林制度が書かれていた。公益的機能を持つ森林に対し、大臣または知事が一定の行為制限を課している。
テキストには、保安林は1号から11号まで説明がある。1号水源涵養保安林、2号土砂流出防備保安林、3号土砂崩壊防備保安林と続くが、1号と2号で大半を占める。保安林では下草落葉落枝の採取まで制限されている。保安林制度は、ここでしっかり覚えておこう。
風穴を通過。岩のある山には山中に隙間があって、夏でも涼しい風が岩の間から吹いてくる。ヤマスタもゲット。
責任持ちませんの看板。これ、かなり前からあるね。林道は林道管理者が責任あるんだがね。管理者に聞いてみたいもんだ。
ヘリが置いてある。小屋のものかな。
1時間歩き、暑いので汗びっしょり。わさび平小屋に到着。空いていて2人部屋を一人で占有できた。プラス1千円。この小屋は風呂もある。ゆっくり。明日は、5時出発だ。お天気は午前中よさそう。