8月中旬の北海道滞在中に、「海賊とよばれた男」を読んだ。出光石油の店主の物語だ。95歳で死去、仕事は約70年間、全力で走り切った。小説の中、私は、日章丸事件だけは覚えていた。
その前に読んだ、風の中のマリア、マリアは、オオスズメバチだが、生きた時間は約1ヶ月間、彼女も全力で生きていった。
70年間の海賊とよばれた男、1ヶ月のオオスズメバチワーカーのマリア。この2冊を読んで、改めて考えさせられた。私は67歳、この先、もうあまり長くはない。死ぬまでというと長すぎるので、後期高齢者になる75歳まで、残り8年間を精一杯生きていきたい、と思って考えてみた、どうやったら、海賊やマリアのように生きられるか。
自分の強みと弱みを洗い出してみる。自分のこれからの生き方の方向見出そうというものだ。強みは、ガス業界で35年、診断士として12年の実績、現在も仕事の方は好調、趣味の資格はもちろんだが、登山、お城、温泉などもだいぶ深くなってきた。一方、弱みは、カラダが多少ガタが来ていることくらい、経済面での心配は、今のところあまりない。家族も大丈夫だ。
これらからは、引き続き仕事をして稼ぎ、その上がりを好きな趣味に使う。ただ使うだけじゃなく、ブログや執筆、講座などで発信し、社会貢献したいと思っている。最近、趣味のお城巡りの講演をやってくれと言われ、仕事以外で初めての講演の準備をしている。お城以外でも資格や登山、温泉などでもどんどん発信していこうと思っている。
何だか、今の生活の確認のようになってしまったが、これらも、スケジュール帳が真っ黒になるまで行動して、生きて行きます。