資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

募集・採用に重要、中小企業のイメージアップ

2018年06月23日 | 中小企業診断士資格とその活用

 私は、中小企業診断士で、診断協会に入会・登録している。その診断協会からは、機関誌「企業診断ニュース」が毎月送られてくる。普段の月はパラパラと見て、捨ててしまうのだが、今月号は違った。特集は、「いまこそ聞きたい!中小企業の募集・採用のすべて」である。良質の記事だったので、書き留めた。

 

 中小企業だけでなく、今の社会は人材不足が深刻化していのはご存知の取りだ。この記事はその対策が書かれている。第1章は求人票で求職者を集めるコツ。第2章は、書類選考と面接で抑えるべき必須ポイント。第3章は、人材の離職を防ぐリテンション策。第4章は、公的機関を活用するポリテクセンターとの連携。最後の章は、企業永続のために中小企業診断士ができること。である。いずれも現役の中小企業診断士が執筆したもののようだ。実用的で読み応えのある内容だ。文中、幾つか気になる事柄や知らない言葉も出てきた。

 まず、求人を出す前にすべきことでは、「企業イメージを高める」こと。近隣に住んでいる方などを採用する場合、地元の店舗や工場などが求人するときは、企業イメージを良くしないと人は集まらない。求人票よりも企業そのものを見て応募してくることの方が多い、特に注意すべき点は、近隣に住んでいる方から見える部分、工場やオフィスが整理整頓されているか、出勤する従業員の態度が悪くないか、近隣の評判が悪ければ絶対応募はない。著者の経験では、半径200m以内の住民に支持を受けていなければ、近くの求職者さえ来ない。イキイキ働いているか、社内が楽しそうだと感じる雰囲気などが重要という。なるほどね。

 次は知らなかったキーワード。「ポリテクセンター」、日本語で言うと、職業能力開発促進センターという機関だ。ものつくりに特化した職業訓練や指名求人などを行っている。そして、「リファラル採用」。これ、コネ採用のことだ。従業員から自社に見合った人材を紹介してもらい、入社につなげる。社風を知った従業員からの紹介だ。離職率が少ないのがメリット。この人材難の時代にはいいかもね。

 さて、この機関誌、執筆者は、診断士になって2,3年の方が多いようだ。自己PRを兼ねているんだね。実は私も、診断士になりたての時、東日本大震災の時の企業行動で、BCPを対談形式で書いたことがある。私のサラリーマン時代の最後の仕事だった。市販されていない雑誌だが、時折、いい記事にで出会うこともある。

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