資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

森林インストラクター目指して~昆虫の学習、クマより危険なスズメバチ

2024年07月16日 | 登山&自然系資格とその活用

 今月初旬の燕岳登山の前泊、有明温泉での学習では、中途で終わった森林の昆虫。改めて学習をして一区切りである。この科目は、テキストが大幅に改訂されていて、何が出題されるか、予想が難しい科目だ。

 

 過去10年の出題では、昆虫の特徴、なぜこんなに種類が多いのか、主な森林昆虫の種類、変態による幼虫・成虫の変化、それに昆虫の採取方法当たりだ。

 改めて学習しなおすと、今回の改訂の特色がわかる。まず、昆虫の特徴、これはずいぶん詳しくなった。そして昆虫の食性、昆虫の生態系サービス一次性と二次性害虫・その種類、さらに衛生害虫でススメバチが増えた。そしてトレンドでは、昆虫は地球上から減少傾向にあるそうだ、特に夏季は減少している。

 昆虫は、外骨格が発達している。人間は内骨格が発達し、内骨格の周りに筋肉がついているが、昆虫は、骨格の内側に筋肉がある。そして外骨格を柔軟な節間膜が繋いでいる。翅(はね、昆虫の羽根はこの字を書く、最初からしばらくは読めなかった)は、外皮が発達したものだ。

 おや、と感じ方たのは、厚労省のデータによると、スズメバチによる死亡者は20人/年、だそうだ。最近話題になってる熊は5人/年、マスコミがクマのニュースを流すからだろうが、実際はスズメバチの方がよっぽど怖い。エピペンも準備しておいた方がよさそうだ。これって事前に教育を受けて、自分で処方するそうだ。

 さて、次は、今年の出題予想。①樹木害虫、穿孔性害虫(クワカミキリ、スギカミキリ)、食葉性害虫(アメリカヒロヒトリ、聞いたことあるな)、潜葉性害虫(虫こぶ、エゾマツカサアブラムシ)、吸汁性害虫(師管液を吸って食料とする、主にカメムシ)が出題予想だ。こんなに害虫に詳しいのは、製作者に何か、意図があるような気もするが。

 もう一つ、②昆虫の生態系サービス、森林害虫を食用にする、花粉媒介、種子分散、微生物の分解促進、餌供給(鳥などの餌になる)。昆虫の生態系サービスなんて、いかにも大学の先生らしい言い方だ。

 この科目の過去問題、得点は、3/10~8/10まで幅があったが、テキストが改訂されているから、あんまり頼りにならない。さて、次は、苦手の森林の鳥に入ります。


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