資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

リスクマネジメント特別セミナーから~製造不正

2018年03月19日 | その他ビジネス系資格とその活用
世界一わかりやすい リスクマネジメント集中講座
クリエーター情報なし
オーム社

  昨日に続き、リスク管理の記事。リスク検定のHPを見ていたら、講演会が企画されていた。リスクマネジメント協会の特別セミナーだ。受講料は無料。検定試験の客寄せかな。予定がなかったため、さっそく金曜日に受講してみた。東京駅近くのTKPだが、その場所、実にわかりにくい。場所探しで、遅刻して入室。受講生は百人以上入っていて盛況だ。

 最初の講義がもう始まっている。外国人が英語でしゃっている。こりゃ大変なところに来たと思っていたら、画面に訳の日本語が出た。やれやれ。 アメリカのリスクマネジメント協会の方のようだ。そして、次のテーマは、「多発する不祥事の原因はどこにあるか」、これが聞きたかった。講演者は公認会計士の方だ。

 大企業の製造不正は、相変わらず多い。今年に入っても発生している。製造不正の事例では、東洋ゴム、旭化成建材、三菱自動車、東亜建設工業、日産自動車、神戸製鋼と、いろいろな事例の紹介があった。これらを研究すると、共通項が見えてくるそうだ。原因は、「トップの目標達成の強いプレッシャー」と「風通しの悪い組織風土」が重なった時に不正が発生する。うん、これは腑に落ちる。その対策は、日本企業の特徴である共同体的一体感を活用して、「健全な価値観の共有」だそうだ。具体的には、企業風土の目標設定や企業風土の測定(従業員サーベイ)など。

 製造不正のリスクは、私はもう一つ別の原因があると思う。やる気のない従業員がこのくらいは大丈夫だろうという、慣れや手抜きから来る不正だ。こっちはトップからのプレッシャーはないが、風通しの悪い企業風土は同じだ。皆やってるから大丈夫、という奴だ。

 本番の研修は、リスク、リスクマネジメントとは何か、他社・業界のリスク事例、リスクマップの作成ときて、最後は抽出したリスクの予防と緊急時のロールプレイへと進む。リスクの予防策は、具体策を話さないといけない。そんな意味で金曜のセミナーは参考になった。研修本番までに何とか、対策書いた資料、作らないと。過去の私の体験などを入れて作るのは、私、結構楽しんで作っている。

コメント
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