金沢へ母の見舞いでよく帰省する。電車賃は、日帰り新幹線で往復28千円ほどだ。新聞広告にクラブツーリズムの北陸ツアーで1泊32千円があった。温泉と観光付き、そして越前かに一杯付きだ。4千円ほどのアップで豪華な旅が手に入る。さっそくこのツアーに参加した。
まずは、東尋坊、ここは四度目かな。そして越前海岸、ここは初めてだ。呼鳥門という門があると聞いていたが、こちらは通行禁止。残念。
そして少し早めの夕食は、タグ付き越前かにイッパイに、かに刺身、焼きガニ、カニ鍋、カニグラタン、最後にカニの雑炊と、オール蟹だ。
そして宿は、ちょっと離れて、加賀山中温泉へ。ここ、先日行った湯河原の温泉番付で「西の前頭筆頭」だった温泉だ。江戸時代からの名湯である。
浴場の入口に温泉分析書が張られている。さっそく温泉ソムリエの知識を活用する。泉質は、療養泉のため、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩泉(低張性、アルカリ性、高温泉)と名がついている。旧分類では、石膏泉、ボウ硝泉だ。ぺーハーは8.5、ぎりぎり弱アルカリ性。浸透圧は低張性、溶存物質は1.1g/1kgで何とか療養泉の基準も満たしている。そして泉温は、49.8℃と、かなり高い。
美人の湯の基準では、弱アルカリ性で硫酸塩泉と4大美人の泉質のうち、二つを満たしている。もっと広告宣伝すればいいのに。露天風呂は、雪がまだ残っていた。
翌朝、朝早く、宿の近くを散策。この橋、あやとり橋という、なんともあやとりのような奇妙な橋だ。渓谷は確か鶴仙渓といった。紅葉の名所だ。街中には飲泉もある。飲泉のある温泉は泉質がいいと聞いたな。
夕方、富山でケロリンのタオルとストラップを購入。ほんとは本物の桶が欲しかったが、買って自宅に持ち帰ると配偶者から何を言われるかわからん、というわけで、桶のストラップを購入。さてこの続きは明日・・