以前、ある企業さんの依頼で、タイムマネジメントの講演をしたことがある。今日はこの内容を思い出して書き留める。
きちんとタイムマネジメントをやろうとすると、今やるべきぐ仕事と後でもゆっくりやる仕事を分類して、優先順位をつけて、実施する必要がある。これは誰でも考えることだ。
タイムマネジメントには実はもう一つの軸が必要だ。自分でやる重要な仕事と、他人でもできる重要でもない仕事だ。時間の軸と、重要度の軸で分類すると、4つの象限に分けることができる。
AとCは時間がないから放っておいてもやるようになる。問題はBだ。後でもいいから自分でやる重要な仕事。これは実は、手が付けられないのである。いつも急ぐ仕事を優先してしまう。Bは、そのうち時間が無くなって、やっつけ仕事になる。もうちょっと時間をかければチキンといい仕事できたのに、と思うやつだ。
つまり、急がないが重要な仕事をどうやってやるかが、タイムマネジメントの肝なのである。じゃあ、その仕事はどうするか。自分に予約するのである。よく会議などはスケジュール帳に予約するじゃないか、それと同じように自分に予約しておくのである。
私は、サラリーマン時代の最後には、これをやっていた。これいいですよ。もしかしたら読者の皆さんもすでに、やっているかもしれないが。