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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

名湯百選の湯めぐり、小谷温泉

2021年09月26日 | 温泉&健康資格とその活用

 雨飾山の登山で使った基地は、雨飾荘、ここは小谷温の奥の湯だが、持ってきたタオルを見ると、この温泉、なんと日本の名湯百選のひとつに選ばれていた。パンフレットを見ると確かに小谷温泉の奥にある奥の湯である。そこで、温泉ソムリエの私、この温泉の分析をしてみたい。

 ここの湯は、「小谷温温奥の湯」という名称だが、正確に言うと、この源泉は「雨飾温泉」という名がついている。泉温は53.8℃、温泉の基準25℃を大幅に上回って、高温泉である。次はペーハー、7.03で、酸性でもアルカリ性でもない中性である。

 そして溶存物質は3,536g/kg、お湯1リットルの中に3.5gの溶存物質が入ってる。8g未満では低張性、これでもそれほど濃くはない温泉だ。

 また、成分では、ナトリウムイオン、炭酸水素イオンがどちらも93%。従って、泉質は、「ナトリウムー炭酸水素泉(低張性中性高温泉」となる。旧名は「重曹泉」だ。

 炭酸水素イオンが1,000g以上では、美肌効果「ツルツル感」が出る。これもクリア。さらにこの温泉、湧出量は、204リットル/分、通常入浴で使うお湯は、一人1リットル以上で、20リットル以上では衛生的だそうだ。こちらも十分だ。

 私はここに登山前、登山後と二泊したが、合計4回入浴した。内湯と露天の2種類ある。お湯もこんこんと湧き出ている。夜は、汗を流して、入浴後の一杯。

 朝は誰も入っていないため、大きな浴槽を独占できた。朝日を浴びた、温泉の湯けむりの中の露天入浴は最高だ。お湯の出口は、温泉成分の析出で変色している。いい温泉だった。

 今度は、紅葉の頃、周辺の散策でもして名湯を味わいたいな。

 

 

 

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ゆっくり百名山、鳥海山その2~キネシオテープ

2021年09月11日 | 温泉&健康資格とその活用

 朝4時に起床、5時に車で登山口に送ってもらう手はずだ。朝は久しぶりにキネシオテープ貼る。薬師岳の登山ガイドさんがキネシオの先生で、思い出したのもだ。

 キネシオテープとは、筋膜リリース用に筋肉に貼るテープだ。登山中、筋肉は伸び縮みする。テープを貼っておくと、縮んだ際に、筋膜をリリースしてくれる、その効果だ。写真のような切れ込みの入ってるテープを4本用意する。

 私は、太もも表側と腿(もも)の裏側に両足4枚貼ることにしている。実際、貼てみても、見違えるような効果はわからない。魔法のテープとも呼ばれているらしいが、私は、ないよりはいい、という程度で考えている。

 登山計画書を書く。山頂付近が複雑な地形、登山道になっている。これは、行ってみないと分からないな。

 宿の廊下には、田中陽希さんのサインがあった。この4月にはこの宿から鳥海山に登ったんだろう。よし、私も頑張ろうと、5時に湯ノ台登山口へ。続く。

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名湯百選のニセコ温泉郷

2021年08月09日 | 温泉&健康資格とその活用

 ニセコの最後は、温泉ソムリエの私、温泉の話を書かないといけない。宿の売店で「名湯百選」というタオルを買った。温泉も百名湯というのがあるのか、こりゃあ、もっとトシ取ったら、百名湯めぐりかな。

 私の泊まった「ひらふ亭」はニセコ比羅夫温泉がある。平成の時代に掘り当てたものだそうだ。硫黄成分が多かったのでそこはセメントでふさいだとか、二酸化炭素が多く、肌によいとか書かれている。温泉は高温のため、一度大きなプールに入れて、それを各部屋に配湯させ、使ったお湯は捨てている。そのため適温になって、差し水が不要になっているそうだ。

 泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素泉、旧名は含重曹ー食塩泉だ。ペーハーは6.9とほぼ中性。泉温は55℃で高温、温泉成分は3.8g/KL、まずまずの成分濃度だ。そして、入浴すると肌がツルツルになる。

 一番の特徴は、部屋に風呂があることだろう。予約するときには、別に家族風呂を指定した訳でもないが、とにかく、風呂が付いている。そしてあの羊蹄山をいつでも眺められる。私は大浴場と部屋の風呂を交互に入った。贅沢な気分であった。

 最後に、帰りに寄ったJRニセコ駅、ここに10年後、新幹線が来るそうだ。10年後か、もう山は登れないろうな。温泉巡りで来るか。

 

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硫化水素の野中温泉

2021年07月14日 | 温泉&健康資格とその活用

 雌阿寒岳から下って、オンネトーから登山の出発地、野中温泉に到着。ガイドさんからいい温泉だからぜひ入って行けと言われ入浴する。

 窓の開いた浴槽に、露天の浴槽がひとつずつ。どっちも熱い。体を慣らしながら、内風呂に入るが、1分と我慢できず、浴槽外に出る。石鹸やシャンプーなどもないため、これで終わりだ。(配偶者のほうは、ちょうどいいお湯だったというからこの日の男湯は特別だったのかも)

 温泉分析書によれば、泉温は45.6℃、高温泉、ペーハーは6.2、中性だ。溶存物質は3.4gの低張性、泉質は、含硫黄ーカルシウム・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)そして、知覚試験結果は、僅かに乳白色、微濁、弱苦味、強硫化水素臭、というから、温泉マニアにとっては、うれしいお湯だ。

 療養泉の基準、溶存物質がお湯1kl中、1gを超えており、さらに総硫黄もチオ硫酸+硫化水素が17mgと、基準の1mgをはるかに超えている。もちろんかけ流しのようだ。かけ流しだと、熱いのはどうしようもないけどね。

  

 

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プラチナの湯、白金温泉

2021年07月02日 | 温泉&健康資格とその活用

 十勝岳登山から帰ってきて、入浴だ。この十勝岳温泉は、昭和の時代に発見され、プラチナの価値のあるお湯ということで、白金温泉と名がついた。入口に、沐浴ならぬ、黙浴の看板がある。コロナ対策だ。

 温泉分析書は、普通のものとちょっと違う。一言でいうと、温泉に詳しくない人でもすぐにわかる内容だ。本物の分析書は別に掲示されている。泉温は51度、PHは中性、溶存物質はお湯1KLで4g、となかなかの濃さだ。成分20%以上は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、硫酸塩、塩化物泉で、療養泉として長い、長い名前がついている。

 風呂は、露天と室内浴槽が3か所、ぬるめの風呂と、高温の風呂があり、交互に入れる。私は二泊で、朝晩合計5回も入浴した。私の気に入った温泉である

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星野リゾート青森屋では、ラジオ体操をやってる

2021年05月21日 | 温泉&健康資格とその活用

 盛岡城、根城を巡った後は、三沢の星野リゾート青森屋へ。この温泉は、以前、古牧温泉と言った、経営が変わって星野リゾートになったようだ。この星野リゾートは、一定以上の水準でないと、星野リゾートとしては認められないため、かなりのサービス水準は期待できる。

 まずは、温泉、単純アルカリ泉で、高温のため、かけ流しだ。そしてペーハーは9.1のため、入るとヌルヌルする。最近はこのタイプの温泉に入ることも多い。

 しかし、何といってもこの温泉の特徴は、浮玉だ。風呂の中なので、写真は撮れないが、露天風呂のその奥の池に、数多くの浮玉が浮かんで、不思議な世界になっている。夜は、この浮玉に明りが入って、幻想的な景色になる。そのパネルがあたったため、こちらで紹介する。浮玉はビードロだそうだが、これって、ガラス製のことだ。

 次は、蛇口。日本酒の出る蛇口があるそうだが、この日は、コロナの影響だろうか、中止。その代わり、リンゴジュースの蛇口があって、蛇口をひねって生ジュースを戴く。

 夜は、舞台があって、青森の祭りのショーを見る、津軽三味線に、ねぶたの掛け声、笛太鼓、正直やや退屈したね。

 そして意外なイベントがある。ラジオ体操だ。朝8時に広場で、ラジオ体操がある。もちろんお客様向け、それも津軽弁でやるそうだ。私は残念ながら、時間がなくて参加できなかった。このラジオ体操、企業の福利厚生には人気があるが、星野リゾートまでがこれを取り入れるとはね。

 最後は、チェックアウトしてから、池の周りをウォーキング。一周30分ほどだが、池の周りにはにはいろんな施設がああり、花も咲いていて、いい気分で散歩ができる、この池はお勧めですよ。

 という訳で、星野リゾートを後にして、この日は、弘前城へ、その前に三内丸山遺跡を訪ねる予定だ。続く。

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冷鉱泉は温泉?

2021年05月02日 | 温泉&健康資格とその活用

 温泉ソムリエでもある私、温泉に入ると必ず脱衣場に貼ってある「温泉分析書」をチェックする。以前ワーケ―ションして、湯もみ免許皆伝も貰った草津温泉は、泉質、人気ともおそらく日本一だろうが、一方で、怪しい温泉もある。

 最近訪問した温泉で、「冷鉱泉で温泉」という温泉が2箇所あった。不思議なので、調べると、温泉法では、特殊成分が一定以上入っていれば、冷たくても温泉と称してOKとなっている。

 まずは、以前、これも出張で訪れた岐阜長良川温泉。街は雪が降って長良川は雪景色だ。この温泉、泉温は16.9℃と温泉法の25℃には満たない。しかし特殊成分である鉄イオンが20.2mgと、10mg以上のため、これは温泉と称してよいようだ。この温泉は20mg以上だから、もう一つ上のランクで「療養泉」と称することもできる。

 もう一つ千葉の岩井温泉、ハイキング帰りに泊まった温泉だが、マンションをホテルに改装したような建物だ。ホテルからの海が素晴らしい。温泉は最上階12階。こちらも泉温が20.5℃、特殊成分としてメタ珪酸が55.7mgと、50mg以上で、こちらも温泉と称せる。ただし、泉温は冷たいから、冷鉱泉の温泉という訳だ。ややこしいね。でも、ただのお湯と温泉じゃ、入ってるほうは気分が違うよね。

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難しい平泳ぎの脚の動き

2021年05月01日 | 温泉&健康資格とその活用

 

 水泳を始めて、通算で40年以上になる。一時止めてた時もあるが、よくもこんなに続くもんだと思う。今も週1~3回程度、地元のプールで泳いでいる。私は、平日の昼に行くから仲間は、お年寄り、それもおばさんが多い。そんな方から時々、指導を頼まれることもある。先日は平泳ぎを泳いでくれと言う。後ろから見たいという。50mほど泳いで感想を聞く。 

 後ろから見たかったが、キックの水の勢いで後ろには十分つけなかったという。だんだん離れていったそうだ。平泳ぎのキックは素人には意外に難しい。足の裏で、水を蹴る動作だ。従って、脚を、進む方向に並行に往復させ、脚の裏をキック方向に垂直にしないといけない。これがかなかなできないのだ。

 多くの初心者は脚を広げて、いわゆる煽り足になってしまう。煽り足なら十分に水を蹴ることが出来ないので、なかなか前に進まない。この方も頭ではわかっているんだが、なかなか体がついていかないそうだ。

 ゆっくり直すんだねと言う。ネットなどにもビデオが出ているから、その気になれば見れるんだけどね。

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縄文杉登山の疲れは、ヌルヌルの屋久島温泉で

2021年04月28日 | 温泉&健康資格とその活用

 縄文杉登山の疲れは、宿付属の屋久島温泉だ。この温泉は、入るとヌルリとする。アルカリ性だとすぐにわかる。温泉成分は種類も多いが、一番すぐにわかるのは、酸・アルカリだ。この温泉はペーハー9.7という、かなりのアルカリだ。それ以外の成分は少なく、温泉の泉質は「アルカリ性単純泉」になっている。

 泊まった宿は、JR屋久島ホテル、屋久島にはJRなどはないが、資本を出しているんだろう。そして、焼酎の飲み比べ、強いせいか、すぐに酔ってしまった。

 翌朝も快晴、宿の入り口に屋久杉の年輪がある。これで樹齢1,344年、直径は2~3㍍ほどか。すると縄文杉の7千年というのも頷けるな。

 宿の目の前には、モッチョム岳が見える。標高9百㍍だそうだ。帰りの空港売店で、スプレーを見つけた。JRホテルの温泉水を売ってる。こんなものも商品になるのかと、1本購入、しばらくは自宅で、屋久島温泉の気分になれる。

 帰りの飛行機、屋久島~鹿児島間の席は、窓に面している。開聞岳と桜島が撮れた。今回は、自分史に残る山旅だった。

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