「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(8) カントリーなお買い物でハーバルノート・シンプルズとストーブハウス、そしてかぼちゃを溶かしたほうとう

2020-10-03 00:00:31 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ブラームスの交響曲第二番。

ブラームスの交響曲の中では朗らかで牧歌的な作風で、ベートーベンで言うなら第六番の田園みたいなもの。



それをお聴きいただきましょう。

YouTubeでどうぞ♪



今日はカントリーな1日。

八ヶ岳の山麓で過ごす1日だ。

我が別荘地を下る。



美濃戸方面(北方向、茅野市へ)へ向かう。

でも八ヶ岳登山の入口のひとつである美濃戸口に行くわけではなく、そのままチェルトの森や三井の森方面へ移動。



田舎道をゆっくり走る。



こちらはチェルトの森。



私の両親はかつてここに住んでいた。

穏やかで平坦な柳川地区に住んでいたが、父母の楽しい暮らしは父の死とともに5年で終わってしまった。

父がその最期の生活を楽しんでくれたのが幸いだ。

さらに森の中を北上。



三井の森(蓼科)へ出た。ゴルフ場が二つもある。



私はゴルフをしないから関係ないけどね。

森の中をドライブ。



蓼科の三井の森は大きな別荘が多い。



広見の交差点。



周囲がよく見渡せる場所。文字通り広見だ。

そこから少し下り、三井の森しらかば平で左折して(南へ)から再び左折して(東へ)ちょっと行くと、目指すお店があるよ。



周囲は閑静な別荘地。



ブラームスの交響曲第二番が似合いそうな別荘地に、それがまた似合いそうなお店がある。

こちらがハーバルノート・シンプルズ。



私はここへ何度も来ている。ハーブの先生、萩尾エリ子さんのお店だ。



店内はこんなところだよ。



古くなって周囲の森と溶け合いそうな木造の建物だ。

そこに数多くのハーブがある。



窓の外はこんな森(↓)ね。



奥様はハーブを物色中。



ハーブは種類がとても多い。しかも種類により価格が全然違う。



こちら(↓)は干しているところかな?



お店のレジ下がこんなの(↓)。



次はお店の外に出てみましょうか。



買い物終了!



ハーブティ4種を購入した。

建物の外観はこんなの。いいよねぇ~。新建材でテッカテカ☆なハウスメーカー風では出ない味わい。



黒と白の不思議なキノコが切株に。



再び、ご覧ください。とてもアートなキノコ。



木のベンチも朽ち果てそう。



森と溶け合うお店だ。

名残惜しいが、ハーバルノート・シンプルズを去る。

原村まで戻って、次の目的地であるストーブ・ハウス原村本店へ。



こちらも大昔から私が何度も通うお店。



薪ストーブやそれにかかわる商品が主たる売り物だが、それ以外にもいろいろと面白いものが売られている。



このように北欧や北米の薪ストーブが売られている。



調理器具や食事、ファッション、アウトドアに係る製品がいろいろ。



どれも個性的なもので目移りする。

やがて山荘に戻った。

こちらがハーバルノート・シンプルズで購入したハーブティだ。



加えて、ストーブ・ハウスでは小さなマグカップ用茶こしを購入した。



これで一人でもハーブティが楽しめると奥様は上機嫌だ。

その茶こしが噛んでみたいドガティ君。



かみたい・かみたい・・・。

やめなさいよ。

ランチはほうとうだよ。



国界が近いここでは、エセ信州人(=私のこと)は甲州人の真似をしてほうとうを作る。

大きななめこ、ニンジン、油揚げ。すべて信州産で挑む。



かぼちゃをレンジでチンしてから、細めに切る。



水を入れて煮る。

油揚げとニンジンはこんな状態に切る。



大きななめこをばらして、長ネギは斜め切り。



小さなキッチンで奮闘中。



かぼちゃが溶け始めたよ。



蓋してさらに煮る



ほうとうは、かぼちゃ全体が溶けているのがおいしい

味付けのベースはみそとめんつゆ。



麗人純米も鍋にちょっと入れちゃおう。



そして自分も飲む。

外が気持ちいい日だ。

ほら、このカラマツと空と雲。気持ちよさそうでしょ。



ドガティ君は妻の膝の上で垂れたままお昼寝中。



鍋の中では、具材が煮えて来たよ。



そこに大きななめこ。



ほうとうも入れて5分くらいないかな?

それで出来上がりだ。



お店で食べておいしかったためしがないほうとう。

自分で好きに作りましょう! その方がおいしい。

器に盛って七味をかけて食べるぞ。



ランチ終了後は、外に出て散歩。

青い空が気持ちよい。



カラマツにシラカバ。



坂を下る。



そしてぐるっと回って私はまた山荘に戻ろう。

おぉ~、阿弥陀岳が大きく見えるね。



唐突だが、今回の八ヶ岳山麓の連続ストーリーはこれで終わりだ。

ご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村(7)三井不動産の八ヶ岳中央高原別荘地しゃくなげの丘と八ヶ岳中央高原三井の森別荘地は厳密には異なるということの説明

2020-10-01 11:00:15 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
まだ八ヶ岳の麓の話が続く。

12月に向けて北半球では日の出はどんどん遅くなるし、おまけにこの山荘の東は高い山であるからして、ますます夜明けが遅い。



朝早くはテレビの民放各社もテレビ・ショッピングしか放送していないし。

あのテレビ・ショッピングを夜明け前からジッと見ている人、どれだけいるのかね?

しかたがないので、ビールもどきを飲む。

6年後には税率がビールと税金が同じになってしまうらしいから、安いうちに飲んでおこう。

しかしこれ、おいしいなあ。もどきではあるが、変なビールよりもこのビールもどきはおいしい。



起き抜けのビール(もどき)。

英国史を読むと、昔は朝から食事としてエールを飲んでいたなんて記述がよく出て来る。

だから、いいの、私も飲むの。

だって何もすることがないんですもの。



ついでにこれも飲んだりして。

ハンキー・バニスター。



英国史を読むと、昔は一日中ジンを飲んでいたという記述が出て来る。

だからいいのだ。ウイスキーくらい。

「おとーさん、そんなに暇なら散歩に行きませんか?」と、いかにもつまらなそうな顔をしたドガティ君。



ドガティ君は、気持ちがよく顔に出るよね。

ほら、先日の農場であそび惚けている時の顔(↓)。うれしい時はこうなるからね。



でもねぇ、外はまだ真っ暗だから散歩にはまだ早いのよ。



曇天だったので放射冷却もなく11度。今回の滞在中の期間の明け方の気温としてはちょっと高め。

だっこして欲しいと言うので、ドガティ君をだっこしてあげる。



しばらくして明るくなり、やっと散歩に出た。



ドガティ君は山の匂いを楽しむ。

白いフェンスは上水道施設を囲うもの。

ご覧のような状態(↓)だ。



これは原村の中で最も高いところにある上水道施設。

山の中の城塞。みたいな。



この水は我が山荘があるしゃくなげの丘に上水道となって流れて行く。



しゃくなげの丘というのは小さな別荘地の名前である。

八ヶ岳西麓(茅野市、原村)には三井の森と呼ばれる別荘地が散在する。三井の森というのは会社の名前でもあり、その会社が販売、管理するのが三井の森という別荘地なのだ。三井の森の親会社は、言わずと知れた三井不動産。三井不動産は、東京ミッドタウンに代表される高層オフィス・ビルの街から郊外住宅地やマンションそして軽井沢や勝浦や八ヶ岳西麓にある別荘地まで、不動産開発を行う巨大な会社だ(おそらくライバルである三菱地所や住友不動産と比べても、三井不動産の方がハイセンス・・・)。

Googleの地図を使って説明すると、原村の三井の森はこうなっている(↓)。西(左)が低く、東(右)へ行くほど高い地形だ。左側の八ヶ岳中央高原三井の森「すずらん平」は1980年代に分譲された別荘地で、文字通り子会社である三井の森の別荘地。右側の三井不動産の八ヶ岳中央高原別荘地「しゃくなげの丘」は1990年代の分譲で、こちらは親会社である三井不動産が販売した(販売代理は子会社の三井の森が務めた)別荘地。ということで、我が山荘があるしゃくなげの丘は、八ヶ岳西麓に散在する三井の森の別荘地とは異なり、その親会社である三井不動産直轄の別荘地。つまり我が山荘のあるしゃくなげの丘は天領(幕府の直轄地)あるいは王室の属領(英国で例えると、でも厳密には英国ではない英国周辺の英王室属領のマン島やチャネル諸島)みたいなもの。「皆の者、控えおろう!」ってくらいの別格・・・ってことは残念ながらぜぇ~んぜん無いのだけれど。



下の画像で左半分が1980年代前半に分譲された三井の森別荘地すずらん平だ。それが計画された時には、その上の三井不動産のしゃくなげの丘の開発はまったく想定外だったのだろう。だから下の画像で言うと、左から来た細い道がいったんそこで終わっている。上の画像には赤い印があるが、それが下の画像の場所だ。



ところが後年その東側(画像で言うと右側)に三井不動産のしゃくなげの丘が開発されることになり、その細い道路が右方向に延長された。もうちょっと右に行ったところでこの細い道路が再び二車線になり、そこにしゃくなげの丘の別荘地が展開するのだ。

そしてそのしゃくなげの丘の1区画が私に買われて、山荘が建ち、私がその後も延々とそこに通っているというわけ。

ドガティ君はそのしゃくなげの丘の最上部の森の中で遊ぶ。



森の中のにおいをかぐのは楽しいが、アスファルトの上は面白くない。



顔につまらなさが出ている。



でもねぇ、ここを歩いてくれないと散歩にならんのだよ。



とかなんとかお話しながら散歩して、山荘に帰って来た。



三密とは真逆な環境でしょ。



またいっぱいの朝ごはん。



起床からすでに4時間近いよ。

これから朝寝しましょう。

ドガティ君は寒いので電気ストーブにあたる。



【つづく】


コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする