本日の音楽はジョージ・ガーシュウィンでラプソディー・イン・ブルー ♪
妻が江戸に出かける用意をしているので、ドガティ君は自分がひとり置いてきぼりになるのではないかと不安でしかたがない。
一時的にそうなるよ。
でも私は妻をクルマでJR鎌倉駅まで送るだけだから、すぐに家に戻る予定。
七里ガ浜住宅地の端っこに緩やかな坂道がある。
これをずっと下って行く。
やがて道は平たんになり、T字路に行き着く。
住宅街の中だ。ほとんど人は通らない。
ここに「止まれ」の標識があり、クルマは一時停止しないといけない。
日本中、この「止まれ」の標識だらけだ。
過去にこのブログで書いたことがあるが、本当にこういうところで一時停止する実際的な意味は有るのだろうか?
もちろんそれが法律だから、そうしないと罰せられる。
しかしその停止線手前でクルマを停めても、前に見える風景はこんな具合(↓)だ。
ここでクルマが一時停止したところで、あまりに手前過ぎるし、左右は障害物だらけなので、前面道路を遠くからクルマがやって来るかどうかは確認できない。
結局ドライバーは再度アクセルを踏み、ズルズルと低速でクルマを前へ移動させ、T字路の右向うからクルマが来るかどうかを確かめないといけない(↓)。
だったら最初からそのはるか手前で一時停止する必要なんてないでしょ。
上からみたら、こんなの(↓)だ。
私の進行方向は、赤い矢印。その先に停止線や「止まれ」の道路上の表示がある(赤い丸)。
しかしそこの停止線手前にクルマを止めても、黄色い矢印で示されたような、遠くから走って来るクルマがあるかどうかは確認できない。
ちなみに上の画像で右下の、黒い矢印の方向を往き来するクルマなどほとんどない。
こんな状態(↓)の道路だからね。
ここで一時停止をさせる必要が本当にあるだろうかと、私は疑問に思う。
英国のように「Give Way」にすればいいのだ。
交差点におけるGive Wayの標識とは「ドライバーさん、この先で交差している道路は、あなたが今いる道路より優先する道路だから、そこを通るクルマがあることを注意深く確認し、もしそんなクルマがあればあなたはそのクルマに道を譲らなければならないから、徐行して進みなさい」という標識であって、一時停止なんてことを求めてはない。
英国では「止まれ」にあたる「STOP」はほとんど見かけない。
英国ってオトナだよねえ。
交通ルールと景観の美しさは無縁ではないね。
いまいち評判が良くないチャールズ新国王だが、彼も良いところはいろいろとある。自然環境や景観の維持向上について、彼はとても熱心である。
上の画像は、景観についての彼の著書だ。
彼の国の交通ルール、交通の流れ、道路の曲がり具合や、その道路が周囲の景観と混じり合って美しい景観を作ること。道路標識のデザイン。いろいろと参考になることはあるよね。
前面道路を通るクルマがやって来るのが見えやしない交差点で、そのはるか手前でわざわざ一時停止を要求する「止まれ」の標識だらけの我が国・・・。
ところが我が住宅地内の上記T字路では稀に警察官が隠れていて、完璧に停止線のところで一時停止しないクルマがあれば、捕まえている。ちょっと前にも警察官とそれに捕まっているドライバーがいた。ドライバーは本気で文句を言っていた。まあ、言ったところで無駄だが(笑)。
「あんた、そんなに暇か? それくらいなら警察組織内で『止まれじゃなくてGive Way推進運動』でもやってみたら、どや?」と私は警察官に言いたくなる。
踏切前の一旦停止も似たようなものだねぇ。あれって交差点に例えれば、信号が青なのに、交差点手前ですべてのクルマに一時停止を求めるようなものだ。
警察官には、もっと危険なルール違反のクルマを取り締まってもらいたい。
信号も横断歩道もない我が七里ガ浜住宅地内の小さな交差点。
しかしここを横断しようとする人がいたら、クルマはその歩行者の通行を妨げてはいけない。
ましてや信号がない横断歩道があって、そこを通りそうな人がいたら、クルマは一時停止して、その人を優先させなければいけない。
そうでなければ、危険だ。
しかし我が住宅地内でそのルールを遵守するドライバーは少ない。
徹底して遵守するのはクロネコヤマトさんくらいか(笑)。
笑いごとじゃないね。
私がよく使う信号のない横断歩道はこちらだ。
七里ガ浜水質浄化センターの正門ではなく、脇から入る道に真っ直ぐ向かう道路のちょっと東の横断歩道(黄色い丸)。
あるいは、七里ガ浜東つつじ公園西の、信号が無くてちょっと複雑な交差点にある横断歩道(↓の画像の黄色い丸)。
ここは黄色い矢印方向に飛んでもないスピードで走って来るクルマだらけ。
ここは30km/hの区間だ(右端の赤い丸印に「30」の表示がある)。
ところがこの横断歩道手前に歩行者がいても、60km/hほどで歩行者を無視して走り過ぎるクルマだらけ。歩行者優先のルールを守らず、速度超過でもあり、二重の違反である。
警察官よ、こういうクルマを片っ端から捕まえなさいよ。しかしそんな警察官を私は見たことがない。なぜだ?
先述のT字路で無意味な一時停止を強いておいてその違反者を捕えるよりも、はるかに危険な道路交通法違反のドライバーを捕まえて頂きたい。
ここで道路交通法を確認しましょう。「・・・」とあるのは、条文が長過ぎるので、私が勝手に省略したところだ。
(横断歩道等における歩行者等の優先)
第三十八条 車両等は、横断歩道・・・に接近する場合には・・・前方を横断しようとする歩行者・・・がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前・・・で停止することができるような速度で進行しなければならない・・・横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない
(横断歩道のない交差点における歩行者の優先)
第三十八条の二 車両等は、交差点又はその直近で横断歩道の設けられていない場所において歩行者が道路を横断しているときは、その歩行者の通行を妨げてはならない。
横断歩道がなくても、ドライバーは細いいわゆる生活道路の十字路を横断歩道する歩行者の歩行を妨げられない。歩行者が優先するのだ。
ところが歩行者が道路脇に控えていても、停止すらしないクルマだらけである。
また我が住宅地内は最高でも30km/hが制限速度である。それ以下でなければ道路幅が5~6mの道路で横から子供が飛び出して来たら停止することが不可能だろう。然るにとんでもない速度超過の運転がまかり通っている。
そしてそれを守らないドライバーは罰せられる。
(罰則 第百十九条第一項第六号)
以下のとおりだ。
第百十九条 次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する・・・
六・・・第三十八条の二(横断歩道のない交差点における歩行者の優先)・・・の違反となるような行為をした者
懲役または罰金だ。そのようにルールを決めたのであれば、その違反者をどんどん捕まえましょう。
因みに、我が住宅地内の最高速度はこれだ(↓)。みなさん、覚えましょう。
歩車分離がない道路、特に狭いところでは、これ以上は危険だ。おまけに路駐も多い。ところが路駐車両の横を高速で走り抜けるドライバーが多い。小さな子供がその陰から飛び出して来るかもしれない。もし飛び出して来たらまず事故になるね。ドライバーは交通刑務所行きだ。
住宅地の中なんて、自動車専用道路で歩行者が完全に分離されているところは少ない。信号のない交差点や横断歩道が無数にある。ドライバーには慎重な運転が求められる。
妻が江戸に行ったので、ここからは一人のランチ。
自分が興味を持てる、勝手なランチをつくる。
炸醤炒麺だ。
10数年前のdancyuにそのレシピが掲載されていた。中国料理の鉄人陳建民先生が自店のまかないに作った料理らしい。
しかし、dancyuのレシピどおりに作っておいしかったことがない。
みな自分の好みってのがあるもんだ。だからそれと似たようなものを自分勝手に作ってみよう。
西友の麺。
調味料はこちら。
甜面醤、中華ペースト、砂糖、豆板醤、老抽王、オイスターソース、醤油。
老抽王を使うと思うとワクワクする。
ネギを切る。
これは鶏ひき肉。
油を少量使い、炒める。
醤油と甜面醤で炒めるのだ。強く焼いておこう。
自分がいるところからは調理が覗けないドガティ君が匂いを嗅ぐ。
嗅いでも嗅いでも、なんだかわからないらしい。
そりゃそうだよね。
甜面醤なんて、舐めたことないんだもん。
挽き肉の調理が完了した。
茹でた麺を冷水で洗う。
そして水を切る。
油を入れて熱したフライパンで麺を焼く。
あちこち焼いたら、挽き肉に加え、調味料を全部入れる。
それぞれ少しずつね。
あとは全体を炒めて、味見して、足りなければ何か足して終了だ。
出来たよ。
自己流美味熱烈中国厨房料理、炸醤炒麺。
こちらがホンモノね(↓)。
鶏挽き肉とネギだけという清さ
今度はやや下から斜めに。
これ、なんておいしいのでしょう。
味付け的にはエセ中国本場的であるかも・・・私は香港かシンガポールくらいしか行ったことないけどね(笑)。
残り少なくなって来た。
挽肉がうまいわ。しっかり味がついている。
元に戻って一時停止の話。
日本の警察さん、「止まれ」のほとんどを止めて「Give Way」に替えませんか? 今の状況って、ちょっと合理性を欠いてると思うよ。
設置場所が意味不明なのは困りますね。
無駄な出費であり、ドライバーや歩行者に
無駄な行動を強いることにもなります。
止まれの交通標識のほとんどがそれで
ないかと私は思っています。
話は違いますが、交通量の多い所では
いくつもの異なる交通標識が提示されていて
中には文字付きだったり、時間帯限定なの
もあったりすると、それら走行しながら
全部読み取るのが不可能な場合も。
交通標識って、厄介なものですね。
この標識、何故ここにあるの?という場所にあったり、
ここにあればいいのに、という場所に無かったりする
設置場所が意味不明!な標識だなぁ…と思ってました。
隣近所でも、この標識が置かれている場所が謎だと、
話題になったことがあります。謎の標識(笑)
あるべきものがなく、余計なものは設置され
どうでもいいものが取り締まられるが、
危険なものが放置されることがある。
変だなーと思うのであります。
全体としては効率が悪くなり、無駄なところに
労力が使われ、税金が使われることになり
ますね。
ご実家地方でも見られますか?
全国的なことなんでしょうねえ。
いろんなものがもったいないです。
言い方はあれですが 馬鹿なの? と思うこと多々
頭でしか考えてないんでしょうねぇ
これでいいわけはないのに 変わらないのはなぜ?
警察官にわざわざニッコリ微笑みかけるの
ですね。なんて丁寧な(笑)。
手前で一時停止させる意味はよくわかりません。
結局また動かないと、前方左右の道路から
クルマがあるかどうかわからない。
田舎の畑の中の障害物がないような交差点
で、交通量が少ないところにも止まれの
標識があったりします(笑)。
日本にも前方道路優先の標識は種類として
は存在するので、止まれの代わりにそれを
ほとんどのところで使えば済むと思うのですが。
うちまるさんのお力でなんとかして下さい(笑)
あまり意味のない一時停止を強いて、
その違反者を捕まえるが、本当に
危険な違反者の多くは取り締まることもなく。
ん〜。。。
日本の国。Youtubeのドライレコーダーに撮影された
事故を見ると交差点に突っ込む事故が多いようで。
鎌倉山さんもそう思われますか。
私も予ねてから、何故手前でわざわざ一時停止
させたがるのかわからないなあと
不思議に思っています。
ありがとうございます。
あまり意味がかんじられないルールをつくり
違反者を取り締まるが、本当に危険な
違反者は放置されている。
くだらないですよね。
クルマを一時停止させるための止まれ、あれ、
ほとんど意味がないものだらけ。そこで止まって
もクルマが左右から来るかどうかは確認出来ない
ので。だったら英国のGive Wayの方が合理的
です。
いちいち停める意味がない。どうせノロノロ
とクルマは前に出て、左右を覗かないといけ
ないわけですから。
生活道路の交差点では横断歩道がなくても
クルマは歩行者を優先すべきですが、
横断歩道があって歩行者がいても
停止するどころか、スピード違反のまま無視して
通り過ぎるクルマだらけです。
JAFの統計があります。
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2022-crosswalk
年を追って停止するクルマは増えていますが、
それでもまだまだ低率です。面白いのは
都道府県別で、停止する率に大きな違いがある
ことです。
あと、信号の無い横断歩道で歩行者のために止まる車はほとんど無い。
ハワイに行った時は車は必ず止まってくれて、優しい人たちあだなーと思いました。
日本だと、歩行者のために止まっても、対向車が止まらないから却って歩いている人が危ない目にあってしまいそう。
そう思います。そういうクルマのドライバーは
禁固刑か罰金1,000万円。
警察がそれをせずドライバーを放置する場合、
そうしたクルマを襲撃する権利を住民に
与えるとか。ゴムの強烈なパチンコで狙っても
いいとか。
危険だと思いますがねぇ。どっちが?(笑)
ご紹介のT字路の一時停止なんてどうでもいいですからー。