「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

豚せいろ(?)・・・みたいな、チョー簡単旨味麺(おススメ!)@七里ガ浜自宅厨房

2010-09-06 18:33:50 | 食べ物・飲み物
八ヶ岳西麓に立派な蕎麦屋がある。そこの自慢は鴨せいろ。上品でとてもおいしい。しかし高価で、かつ量が少なくて腹の足しにならない。私はいつも蕎麦はたくさん食べたいのだ。本気で食べれば2分で食べ終わりそうな量の蕎麦に千数百円出すのは、仮にどんなにおいしくてももったいないと感じてしまう。

知人(男性)に安価でおいしい料理を追求するのが好きな人がいる。その人が教えてくれたのが、この豚せいろ(?)。「鴨せいろ」と言うと普通は蕎麦だが、私は細いうどんを使い、豚肉でやってみた。簡単で安価で十分においしかった。味や香りはちゃんと「鴨せいろ」風なのだ。



材料はナス、ネギ、ミョウガ。そしてお安い豚肉薄切り。肉は鴨でも鹿でも猪でもいいが、そんなものは七里ガ浜にないのだ。だから豚を使い豚せいろ。



ナスは5mm角のサイの目状に切る。



ネギは小口切り。



ミョウガはみじん切り。



豚肉も細かく切ってしまう。



豚肉とナスを最初に炒める。



ポイントはゴマ油だ。「多過ぎるだろぉ???」と言うくらいゴマ油を入れて炒める。これがその後の味の決め手になる。



炒め終わったら、いったん取り出しておく。



めんつゆを使う。楽勝だ。ヤマサのはおいしい。にんべんよりも、キッコーマンよりも、ミツカンよりも昆布だしが効いて旨味が強調される。つけつゆは2~3倍の水で希釈、かけつゆは5~6倍の水で希釈とある。今回の「豚せいろ」は4倍希釈で行く。



うどんはいつも乾麺。西友の、お安いがとてもしっかりとしたうどん。長時間茹でなければならない。



準備中。厨房内は湯気だらけ。



麺があと5分ほどで茹であがるという頃、すでに炒めてある豚とナスを希釈したつゆに投入して熱する。沸騰しない程度に暖めておく。ゴマ油とダシの香りが入り混じり、とても良いにおいで厨房が満たされる。



たっぷり大きな木のお椀。長年使用しているものだ。木の香りが今もする。信州は木曽の製品。これにおつゆを入れましょう。



熱々のおつゆをお椀に入れる。さらにネギとミョウガも入れる。とても良い香りだ。豚肉は全部沈んで見えないが、たくさん入っている。



茹であがっうどんを冷水で締める。



キュッと冷した細めんのうどんを、対照的に熱々のおつゆにつけて食べる。スプーンでおつゆに沈む肉をすくいながら全部食べる。

完食!うまい! 簡単なものだが、おつゆの味は完全に「鴨せいろ」風である。



適度なボリューム感。あっさりしているが、ゴマ油も効いて香りもいいし、肉やナスも入って満足感は高い。何より作るのが簡単だ。とても良いものを教わった。夏も冬も食べられそうだ。

今度は普通の「鴨せいろ」風に長葱を使い、豚肉を大きく切ってやってみようと思う。繰り返して料理の精度を高めよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする