八ヶ岳西麓に立派な蕎麦屋がある。そこの自慢は鴨せいろ。上品でとてもおいしい。しかし高価で、かつ量が少なくて腹の足しにならない。私はいつも蕎麦はたくさん食べたいのだ。本気で食べれば2分で食べ終わりそうな量の蕎麦に千数百円出すのは、仮にどんなにおいしくてももったいないと感じてしまう。
知人(男性)に安価でおいしい料理を追求するのが好きな人がいる。その人が教えてくれたのが、この豚せいろ(?)。「鴨せいろ」と言うと普通は蕎麦だが、私は細いうどんを使い、豚肉でやってみた。簡単で安価で十分においしかった。味や香りはちゃんと「鴨せいろ」風なのだ。
材料はナス、ネギ、ミョウガ。そしてお安い豚肉薄切り。肉は鴨でも鹿でも猪でもいいが、そんなものは七里ガ浜にないのだ。だから豚を使い豚せいろ。
ナスは5mm角のサイの目状に切る。
ネギは小口切り。
ミョウガはみじん切り。
豚肉も細かく切ってしまう。
豚肉とナスを最初に炒める。
ポイントはゴマ油だ。「多過ぎるだろぉ???」と言うくらいゴマ油を入れて炒める。これがその後の味の決め手になる。
炒め終わったら、いったん取り出しておく。
めんつゆを使う。楽勝だ。ヤマサのはおいしい。にんべんよりも、キッコーマンよりも、ミツカンよりも昆布だしが効いて旨味が強調される。つけつゆは2~3倍の水で希釈、かけつゆは5~6倍の水で希釈とある。今回の「豚せいろ」は4倍希釈で行く。
うどんはいつも乾麺。西友の、お安いがとてもしっかりとしたうどん。長時間茹でなければならない。
準備中。厨房内は湯気だらけ。
麺があと5分ほどで茹であがるという頃、すでに炒めてある豚とナスを希釈したつゆに投入して熱する。沸騰しない程度に暖めておく。ゴマ油とダシの香りが入り混じり、とても良いにおいで厨房が満たされる。
たっぷり大きな木のお椀。長年使用しているものだ。木の香りが今もする。信州は木曽の製品。これにおつゆを入れましょう。
熱々のおつゆをお椀に入れる。さらにネギとミョウガも入れる。とても良い香りだ。豚肉は全部沈んで見えないが、たくさん入っている。
茹であがっうどんを冷水で締める。
キュッと冷した細めんのうどんを、対照的に熱々のおつゆにつけて食べる。スプーンでおつゆに沈む肉をすくいながら全部食べる。
完食!うまい! 簡単なものだが、おつゆの味は完全に「鴨せいろ」風である。
適度なボリューム感。あっさりしているが、ゴマ油も効いて香りもいいし、肉やナスも入って満足感は高い。何より作るのが簡単だ。とても良いものを教わった。夏も冬も食べられそうだ。
今度は普通の「鴨せいろ」風に長葱を使い、豚肉を大きく切ってやってみようと思う。繰り返して料理の精度を高めよう。
知人(男性)に安価でおいしい料理を追求するのが好きな人がいる。その人が教えてくれたのが、この豚せいろ(?)。「鴨せいろ」と言うと普通は蕎麦だが、私は細いうどんを使い、豚肉でやってみた。簡単で安価で十分においしかった。味や香りはちゃんと「鴨せいろ」風なのだ。
材料はナス、ネギ、ミョウガ。そしてお安い豚肉薄切り。肉は鴨でも鹿でも猪でもいいが、そんなものは七里ガ浜にないのだ。だから豚を使い豚せいろ。
ナスは5mm角のサイの目状に切る。
ネギは小口切り。
ミョウガはみじん切り。
豚肉も細かく切ってしまう。
豚肉とナスを最初に炒める。
ポイントはゴマ油だ。「多過ぎるだろぉ???」と言うくらいゴマ油を入れて炒める。これがその後の味の決め手になる。
炒め終わったら、いったん取り出しておく。
めんつゆを使う。楽勝だ。ヤマサのはおいしい。にんべんよりも、キッコーマンよりも、ミツカンよりも昆布だしが効いて旨味が強調される。つけつゆは2~3倍の水で希釈、かけつゆは5~6倍の水で希釈とある。今回の「豚せいろ」は4倍希釈で行く。
うどんはいつも乾麺。西友の、お安いがとてもしっかりとしたうどん。長時間茹でなければならない。
準備中。厨房内は湯気だらけ。
麺があと5分ほどで茹であがるという頃、すでに炒めてある豚とナスを希釈したつゆに投入して熱する。沸騰しない程度に暖めておく。ゴマ油とダシの香りが入り混じり、とても良いにおいで厨房が満たされる。
たっぷり大きな木のお椀。長年使用しているものだ。木の香りが今もする。信州は木曽の製品。これにおつゆを入れましょう。
熱々のおつゆをお椀に入れる。さらにネギとミョウガも入れる。とても良い香りだ。豚肉は全部沈んで見えないが、たくさん入っている。
茹であがっうどんを冷水で締める。
キュッと冷した細めんのうどんを、対照的に熱々のおつゆにつけて食べる。スプーンでおつゆに沈む肉をすくいながら全部食べる。
完食!うまい! 簡単なものだが、おつゆの味は完全に「鴨せいろ」風である。
適度なボリューム感。あっさりしているが、ゴマ油も効いて香りもいいし、肉やナスも入って満足感は高い。何より作るのが簡単だ。とても良いものを教わった。夏も冬も食べられそうだ。
今度は普通の「鴨せいろ」風に長葱を使い、豚肉を大きく切ってやってみようと思う。繰り返して料理の精度を高めよう。