「しんぶん赤旗」30日付記事が良かった。 「熊手業者怒った、渡辺代表8億円釈明」 「サクサン」させていただきます。
「東京都内の『酉の市』で熊手を販売する男性が『借金で熊手を買うなんて、酉の市を知らない者の買い方だ。 粋じゃない」と憤る理由を聞くとー。」
「熊手は縁起物なので、定価というものはありません。 お客が店と相対して買うものです。 お札やお守りと同じで、1年の縁起を買うもの。 家に1年間、飾ったら神社やお寺に『1年間ありがとうございました』とお返して、新しい熊手を買って帰るのがしきたり。 毎年買うものだから、30、40年と飾る人形のように高価なものとはならない」
「熊手は2000円ぐらいから買うことができるし、自分の縁起を”買う”ものだから、借金で買うというのは合点がいかない。 渡辺代表が買ったという熊手を見たわけではないから、何とも言えないが、せいぜい高くても30~50万円ぐらいだろう。 政治家だから何本も熊手を買って、みんなに配るわけにはいかないから、買った熊手は1本だろう」
「そうすると、借りた8億円のうち1%にもならない熊手を持ち出されるのは、業者として非常に迷惑。 説明のつじつまがあわない。 幸せを祈念する熊手は神聖なのです。 釈明に持ち出されて悲しいよ。 江戸っ子は、身銭で熊手を買います。 借金で買うのなら、買わない方がいいよ」
私は、熊手を買った経験はありませんが、毎年、酉の市で熊手を買うことを楽しみにしている方々を知っています。 熊手販売業者の方の気持ちもよくわかります。
みんなの党の渡辺代表に8億円を貸し付けた化粧品会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長は時事通信のインタビューのなかで、「返済は20年、30年先でもいい。 私が言いたいのは、渡辺氏が党首なり国会議員を辞め、出直してほしいということだ。 悪あがきをしても仕方がない」と述べています。
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