「しんぶん赤旗」3日付1面トップ記事は、音楽家の坂本龍一さんの発言でした。ネットでも紹介されていますが、私も驚きました。見出しは、「資本主義を問うとき」です。以下、記事の一部を紹介させていただきます。
「コロナ感染拡大で、貧困と格差、地球温暖化、差別などさまざまな問題が明るみに出ました。資本主義が行き着いた『ニューリベラリズム(新自由主義)の政策は、効率を何より優先して福祉や教育を切り縮め、医療体制を脆弱なものにしてきました」
「日本政府は、コロナ感染の第2波・3波を予測できたにもかかわらず、PCR検査を拡大することもせず、ただ『自粛』をよびかけただけでした。教育や福祉が無料のドイツ、フランスでは深刻な医療崩壊は起きていません。感染が拡大しても部屋やベッド、人員も余裕があったからです。医療や教育、命の安全保障をきちんとやっている国では、パンデミックが起きたとしても、乗り越えられるのです」
~ 中略 ~
「PCR模査ができない先進国なんておかしいーと全国民が政府に対して問うべき大問題です。他の国だったら大規模デモが起きていてもおかしくない。大事なことは野党が自民党に対して立ち向かうこと、一大勢力としてまとまって対抗してほしいと思います」
全文を是非、「しんぶん赤旗」でお読みいただきたいと思います。