宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「戦争に巻き込まれる可能性が高まる」75%、「安倍首相の進め方適切でない」67%

2014年05月26日 | 安全保障関連

 「朝日」の集団的自衛権などに関する世論調査(24、25日実施)結果が掲載されました。(  )内数字は4月19、20日の調査結果。

 質問項目の説明がかなり長いものになっていますが、公平性が感じられます。

 「集団的自衛権についてうかがいます。集団的自衛権とは、アメリカのような同盟国が攻撃された時に、日本が攻撃されていなくても、日本への攻撃とみなして、一緒に戦う権利のことです。 これまで政府は憲法上、集団的自衛権を使うことはできないと解釈してきました。 憲法の解釈を変えて、集団的自衛権を使えるようにすることに、賛成ですか。 反対ですか。 賛成29(27) 反対55(56)」

 「安倍首相は、国会の議論や国民の賛成を経て、憲法を改正するのではなく、内閣の判断で政府の憲法解釈を変えて、集団的自衛権を使えるようにしようとしています。 こうした安倍首相の進め方は適切だと思いますか。 適切ではないと思いましか。 適切だ 18 適切ではない 67

 「もし日本が集団的自衛権を使えるようになったら、抑止力が高まり、周辺の国と紛争が起こりにくくなる、という意見があります。一方、周辺の国と緊張が高まり、紛争が起こりやすくなる、という指摘もあります。 集団的自衛権を使えるようになったら、紛争が起こりにくくなると思いますか。 紛争が起こりやすくなると思いますか。

 紛争が起こりにくくなる 23 紛争が起こりやすくなる 50

 「もし日本が集団的自衛権を使えるようになったら、アメリカなど同盟国の戦争に巻き込まれる可能性が高まると思いますか。そうは思いませんか。

 巻き込まれる可能性が高まる 75 そうは思はない 15

 「外交についてうかがいます。安倍内閣は中国や韓国との関係改善に、積極的に取り組んでいると思いますか。 そうは思いませんか。

 積極的に取り組んでいる 28 そうは思わない 55

  一内閣の憲法解釈の変更で集団的自衛権の行使に踏み出すことへの国民の不安が大きいことが明らかになったように思います。 外交によって中国や韓国との関係改善を過半数の国民が期待し、望んでいることも重要ではないでしょうか。

 安倍暴走政治に対して国民の理性が一歩一歩発揮され始めているように感じます。