宮応かつゆきの日本改革ブログ

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今日、「第26回かながわピースフェア=大和平和まつり」。 21日、「厚木爆音訴訟判決」

2014年05月18日 | 基地・オスプレイ

 空母艦載機の着陸訓練が20日まで延期され、爆音が昨日も轟きわたっていました。 今日の「平和まつり」の行事の一つである「厚木基地包囲平和マラソン」の線引き作業を昨日、新体連の方と行いました。 昨年の参加者から、「線引き」が不正確であったため、「コース」を間違えて苦労したとの、地図入りの丁寧な「手紙」が届けられたとのことで、いつも以上に神経を使って、「線引き」を行いました。 今日は、「コース」を間違えないで、参加者が気持ちよく走れればと願っています。

 ”静かな空をわれらの街に””爆音の元凶 原子力空母は横須賀にくるな” 今週21日には、第4次厚木爆音訴訟判決が横浜地裁で出されます。 この間、「朝日新聞」は連載をしていました。 

 昨日の同紙は、14日に報道陣に公開された、空母艦載機の「硫黄島」での訓練の模様を報道していました。 記者は、「夜空から、轟音とともに戦闘機が降りてくる。 滑走路でわずかに着陸すると、エンジンから白い炎を噴かせて再び急上昇する。 十数メートルの距離にいると、爆発のようなドーンという破動に全身が震えた」と書いています。

  また、同記事は、空母艦載機の岩国移転問題についても触れています。

 「移転が実現しても、機体整備を請け負う民間工場が厚木基地の隣にあり、整備のために飛来することは確実視されている。 硫黄島のFCLP(模擬着艦訓練)や横須賀を出港した空母で行う資格訓練は、岩国移転でさらに遠くなる。 ミケスカ参謀長補佐は、14日、艦載機は移転後も厚木に立ち寄ったうえで現地に向かうと明言した」

今日からは、「神奈川新聞」も連載記事を掲載しています。 今回の爆音訴訟の一つの焦点が基地周辺住民の健康被害問題です。

 同紙の今日の記事はこの点を書いています。

 「環境騒音と健康に及ぼす被害が専門の北海道大学大学院の松井利仁教授(58)は航空機騒音により失われる命の年数を世界保健機関(WHO)の指標を使って推定した。 その年数を100万人で比較した場合、厚木基地周辺の航空機の騒音基準「WECPNL値」(W値=うるささ指数)75以上の区域にいて騒音で失われる年数は、日本全国の心疾患で失われる年数の1.4倍となった。 特にW値95以上の区域ではがんに匹敵する値となる。 松井教授は『基地周辺では極めて高い健康損失が集中している』と指摘した」

 ”爆音のない、静かな空を返せ”は、”命と健康をまもる声”です。 みなさんのご参加をお待ちしています。