宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
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あの日、1発の原爆は広島の街を壊滅させ、その年の末までに約14万人の尊い命を奪いました。

2013年08月06日 | 核廃絶・平和

 1945年8月6日、午前8時15分米軍が投下した人類史上初めての原子爆弾が広島市の相生橋近くの上空で炸裂しました。地上で生活し、仕事をしていた人々は人類が体験したことのない熱風、爆風で焼き尽くされ、建物は焼かれ、破壊されました。また各種の強烈な放射線は被爆者の、救援などに駆けつけ入市した人々の身体を破壊しました。

 松井一実広島市長は、平和記念式典の平和宣言で、「被爆者の苦しみを具体的に指摘し、核兵器を『絶対悪』とあらためて否定し、広島を『憲法が掲げる平和主義を体現する地』と強調し、世界の指導者に核兵器の廃絶を求めました。そして、日本政府には、「核兵器の非人道性に焦点をあてて廃絶を訴える国々との連携を求めるとともに、核拡散防止条約(NPT)に加盟していない核保有国インドに原発を輸出する交渉を進めていることに懸念を表明」しました。(「中国新聞」6日、電子版)

 原水爆禁止2013年世界大会・国際会議(3日~5日、広島市)で採択された、「国際会議宣言」は、冒頭で、「広島と長崎の被爆から68年目をむかえた。原子爆弾は一瞬にして二つのの都市を破壊しつくし、その年のうちに20万余の市民の命を奪いさった。それは人間として死ぬことも、生きることも許さない『この世の地獄』であった。生き延びた被爆者たちも、長年にわたって病と心の傷に苦しんできた。このような悲劇を世界のいかなる地にも決して繰り返してはならない」と強い決意を明らかにしています。

 そして、「宣言」の最後のところでは、「若い世代とともに、今一度、被爆者の訴えに耳を傾け、核兵器がもたらした『地獄』に目をむけよう。そして、幾千万の人びとの心をゆりうごかし、『核兵器のない世界』への扉をひらく広大な世論を築きあげよう」とよびかけています。

 ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・ナガサキ! ノーモア・ヒバクシャ!