i氏の海外生活体験記

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青森農業一人勝ち

2017-01-20 16:00:49 | しもきた

1/20日経WEBに出ていました。嬉しい記事なので引用します。

 青森県が農業産出額と所得額で東北の他5県を圧倒している。農林水産省によると2015年の同県の農業産出額は1996年以来19年ぶり、生産農業所得は98年以来17年ぶりの高水準だった。野菜や果実、畜産などの収益性を向上させる県を挙げた取り組みが、成果として現れ始めている。

 15年の青森県の農業産出額は3068億円と前年度から7%増えた。3000億円台に乗ったのは96年以来19年ぶりだ。2位の岩手県と約570億円もの差をつけた。

 06年から15年までの10年間の平均伸び率は青森県が1%と最も高い。山形県が0.9%と続くものの、残り4県はマイナス成長となっている。福島県は11年に1851億円と前年比21%落ち込んだ。いまだ震災前の水準を取り戻せていない。

 生産農業所得でみても青森県は1338億円と東北トップで、2位の山形県を320億円も上回る。

 青森県の農業をけん引しているのは果実・野菜・鶏の3つだ。15年の農業産出額の内訳をみると果実が28%と最も多い割合を占め、野菜が25%と2番目。鶏も13%を占める。15年の果実の産出額は857億円、野菜は751億円、鶏は412億円。3つとも統計を取り始めた1960年以降で最も高い水準を記録した。

 青森県は04年から「攻めの農林水産業」と銘打ち、1次産業を加工品の製造や販売・関連サービスの提供まで含めた成長産業にする政策を続けている。物流関連企業との連携を促し流通網の構築を支援したり、補助金を活用して付加価値の高いブランド商品づくりを後押ししたりしている。

 青森県の三村申吾知事は15年の統計結果を受けて「攻めの農林水産業の成果が着実に現れてきている」とのコメントを発表した。

 独り勝ちの背景の1つは大規模化だ。県北部の下北半島では十和田おいらせ農業協同組合むつ支店(むつ市)が夏~秋にかけて収穫できるイチゴの大規模生産に成功した。県の補助事業を活用し、各農家にハウスや冷蔵庫、簡易選別機を導入させた。05年は22アールの作付面積で750万円の販売額しかなかったが、12年には183アール・4400万円にまで増えた。

 農産物の加工や消費者への直販も活発だ。トマトを生産するまごころ農場(弘前市)は農協や地元市場とは別に、出荷額の2割を消費者への直接販売に向けている。さらに注文より収穫が多いときにも廃棄処分しなくてすむよう、ジュースやソースなど加工品の生産にも注力している。トマトの生産量は年間110トン程度で安定して推移しており、加工品の販売額は年間1600万円まで増えたという。

-引用終わり-

多分三村知事はニンマリですね。下北のイチゴの事も書かれています。私も議会説明会で「イチゴ」「ブドウ」「キウイ」の栽培を推奨しました。子供たちの植樹イベントにそれら果物の苗木をプレゼントすれば栽培心も育てられる、と力説したのです。イチゴプロジェクトのクラウドファンディングをやろうとしたり、イチゴ農家との接触も図ろうとしました。「いや、もう結構やっているから・・・」と主旨は伝わりませんでした。「部分的なイチゴの成功体験を西通りにも広めて持続的な産業に育てる」というのが狙いでした。現在は廃校校舎でイチゴ教室ができないかなぁ、と思い巡らせています。行く行くはベトナム人の訪日観光「青函下北魅惑の旅」にイチゴ狩りを組み入れたいという構想を持っています。


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