i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

雪国での植物工場

2014-11-04 23:10:15 | しもきた
11/4河北新報WEBで伝えておりました。

-ローソン、初の植物工場稼働 秋田・羽後-

 ローソンは4日、秋田県羽後町に建設した同社初の植物工場を報道機関などに公開した。1日にベビーリーフの本格生産を始め、20日ごろから出荷する。

 町内の小学校跡地に建設し、平屋で延べ床面積650平方メートル。総事業費3億8000万円。6段の棚に蛍光灯の光を当て、ルッコラなど6種類の野菜を水耕栽培する。空調設備によって20度以上を保ち、湿度や二酸化炭素の濃度を調節する。

 従業員はパート14人。種をまいてから21日間で収穫し、東北・関東のグループ店舗4600店で販売する。パスタの付け合わせにも使い、年間31トンの生産を予定する。

 ローソンと地元農家が共同出資する農業生産法人「ローソンファーム秋田」の柴田尚紀社長(40)は「豪雪地帯でも年間を通じて同じ品質の野菜を栽培できる」と強みを語った。

-引用終わり-

私も学校跡地に注目していました。雪国での植物工場は高齢化農業のキーワードではないでしょうか。

私の母校である川内小学校は小中統合により廃校になっていました。壊すのにも費用が掛かるので鉄筋コンクリートの建物はそのまま残っています。築45年くらいでしょうか。懐かしくて昨年一度見に行きましたが、何か工夫次第で使えないかなぁ、と思いました。

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廃炉円滑推進準備委員会を

2014-11-04 14:23:05 | 大間原発の中間貯蔵化
11/4朝日新聞WEB社説で伝えておりました。

-廃炉と自治体―財政依存脱する支援を-

 運転開始から40年を過ぎた原発をさらに動かすのか。申請期限が迫るなか、円滑な廃炉が進むような仕組みづくりを急がなければならない。

 福島での原発事故後の法改正で、原発の運転期間は40年に制限された。1回だけ最長20年の延長ができるが、そのためには原子力規制委員会に申請し、通常より厳しい検査に合格しなければならない。準備を考えると、電力各社は年内にも結論を出す必要がある。

 商業原発の廃炉は、日本原子力発電の東海原発、中部電力の浜岡原発1、2号機で始まっているものの、今後をにらむと課題が山積している。その一つが、立地自治体の財政だ。

 原発のある県や市町村には、電気料金に含めて徴収される税金を財源とした交付金が配られている。モデルケースだと原発1基を構想してから運転終了までの50年間で1千億円以上のお金が市町村にもたらされる。

 使い道も、近年は保育園や図書館、公民館などの人件費や乳幼児への医療費補助など、一般財源とほぼ同じ。ほかに固定資産税や電力会社からの寄付もあり、歳入を原発に依存する市町村は多い。

 廃炉となれば翌年度から交付金はなくなる。そのために住民生活が脅かされることは避けるべきだ。経済産業省も対策の検討を始めたが、原発依存を減らすうえでも、立地自治体に対する何らかの経過措置や支援を考える必要はある。

 それにも当然、節度が求められる。交付金制度については、新規建設に向けた積立金が多すぎると会計検査院に再三指摘されてきた経緯がある。

 検討に際しては、原発推進を目的とした国の支出全般を根底から見直し、廃炉や立地自治体の再生にあてるものへと組み替えてはどうか。「もんじゅ」を含む核燃料サイクル事業も当然、その対象となる。

 自治体自身の取り組みも大切だ。立地市町村はもともと経済力に乏しく、だから原発を受け入れてきた経緯がある。原発のない過疎地で町おこしに成功した事例なども参考にしながら、電力消費地も巻き込んだ「原発後」を考えてほしい。

 2年程度で完了する火力発電所の廃炉とは異なり、原発の解体には放射線の問題などがあって、20~30年の歳月がかかる。今後は規制や収益性の面で、予定より早く廃炉となる原発も出るだろう。廃棄物の処分地も決めなければならない。

 廃炉できる環境の整備。それが政府の役割だ。

-引用終わり-

廃炉については是非自治体の産業支援に繋がる仕組みを作って頂きたいと思っております。私は大間原発は仮に建設中止になれば準廃炉に位置づけられるものと考えています。つまり、建設認可済みの原発であり、新規建設には当てはまらないからです。

ここは幸運にも核燃料がまだ原子炉に装着されていません。最も廃炉しやすい原発施設だと思います。

私は従来の繰り返しで恐縮ですが、この大間原発の地を「中間貯蔵施設に変更して、防災ウィンドタワーと風力中心の再生エネ拠点に生まれ変わらせたら良い」と提唱しています。このような再生事業は省庁横断しますので、廃炉円滑推進準備委員会のようなものを作って決めて行ったら良いと思います。

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日本映画とアニメ上映、ホーチミン

2014-11-04 00:00:32 | ベトナム滞在記
11/3ベトジョーが伝えておりました。

-ホーチミン:「新風再び!日本映画とアニメーション2014」、11月13日から開催-

 日本の文化庁は11月13日(木)から18日(火)まで、ホーチミン市で日本映画特集上映イベント「新風再び!日本映画とアニメーション2014」を開催する。同イベントは、2004年から文化庁委託事業「アジアにおける日本映画特集上映事業」として実施されており、ベトナムにおける日本文化への理解や親しみの深化を図ると共に、映画・アニメーションの分野における若手を中心とした人材交流、人材育成を目的として開催されるもの。

 ホーチミン市では初の開催となった2013年は、観客総数4130人、平均座席占有率90.6%を記録。今回のイベントは14プログラムの構成で、日本の映画とアニメーション計35作品(長編11作品、短編24作品)を上映する。このほか、11月17日(月)には、アニメーション作家の鋤柄真希子氏による「驚き盤制作ワークショップ」を、ホーチミン市師範大学の日本語学部生を主な対象として実施する。

◇実写作品
「舟を編む」(石井裕也監督/2013/133分)
「ディア・ドクター」(西川美和監督/2009/127分)
「まほろ駅前多田便利軒」(大森立嗣監督/2011/123分)
「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督/2012/103分)
「鍵泥棒のメソッド」(内田けんじ監督/2012/128分)
「のぼうの城」(犬童一心監督,樋口真嗣監督/2012/144分)
「銀の匙Silver Spoon」(吉田恵輔監督/2014/111分)
「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」(矢口史靖監督/2014/116分)


◇アニメーション作品
「ももへの手紙」(沖浦啓之監督/2012/120分)
「サカサマのパテマ」(吉浦康裕監督/2013/99分)
「たまこラブストーリー」(山田尚子監督/2014/83分)
他、短編24作品

-引用終わり-

私は銀の匙と何人かの監督しか分かりませんが、これを見たベトナム人は多分もっと日本を好きになるでしょうね。昨年の座席占有率90%は「おしん」の視聴率に負けない凄さですね。

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