i氏の海外生活体験記

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むつ市地熱講演会に参加してみた

2014-11-26 00:34:19 | 下北の地熱発電
11/25東奥日報WEBで伝えておりました。

-地熱資源活用へ研究会発足/むつ-

 むつ市の燧岳(ひうちだけ)周辺での地熱資源の活用を模索している同市は25日、産学官や金融機関などの関係者とともに、「むつ市燧岳周辺地熱開発研究会」を発足させた。地熱利用の事業化を目指し、発電や熱水、温水の利活用の可能性などを探っていく。

-引用終わり-

講演会が15時からでしたので、記事の研究会の発足会議は多分その前だったのでしょう。講演会には約200人あまりの参加でした。恐らく一般市民の参加率は低かったと思います。殆どがスーツ姿の男性でしたので・・・。

むつ市長挨拶のあと2名の弘大北日本新エネ研の先生が約1時間ずつ講演しました。テーマは「下北の地熱資源」と「地熱理想郷アイスランドからの北日本再考」です。例によって私の感想です。

・全体的に燧岳の地熱は有望である、との感触はあった
・地熱を理解して貰うため、また温泉街への配慮か熱水利用の説明が多かった
・通常の講演会、シンポジウムより図表の使い方が上手く、技術者の資料らしかった
・下北地熱に関する書籍、報告書、論文リストも載せてあり、これは今後の研究者に親切
・村岡先生の提案「下北ジオサーマルパーク構想」は面白いとは思ったが、これは市域である恐山(矢立)→むつ市の方が適当ではないか(2つ有っても良いが・・・)

これを踏まえて私の構想をまとめると以下の通りです。川内町での場合を考えました。

「かわうち温泉ライン再エネ構想」
・拠点は「湯野川温泉」「ふれあい温泉川内」「せせらぎ荘」「スパウッド」
・バイナリー発電と熱水利用+小水力発電、場合によっては小型風力発電
・再エネを利用したハウス栽培(イチゴ、トマト)と温水養魚場(サケ、マス)など

地熱は小さく開発して大きく育てる、と以前聞いたことがありましたね。
先ず、上記4か所のボーリング調査での熱水帯の把握が必要でしょうか。

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