じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

郵便不正事件

2009-04-17 11:47:43 | Weblog
★ 障害者向けの郵便料割引制度を悪用してDMを送付し、その差額経費を浮かすというのは実に狡猾で悪辣なものだ。

★ この事件、家電量販店大手のベスト電器が発注し、大手広告代理店である博報堂が絡んでいるというから、驚いた。

★ 博報堂は広告に関してプロ中のプロだと思っていたが、どうしたことか。

★ ホームページの「お詫び」では、「意図的に制度を悪用するという法令違反の認識があって行ったものではございません」ということだが、ということはどういうことだろう。

★ 今朝の朝日新聞にはDMの印刷を担当した会社の役員が「下請けなので」と苦しい胸の内を吐露していた。

★ 政治家や郵政公社も巻き込んで、責任のなすりあいが始まるのだろうか。そして、今回の事件は氷山の一角ではないのかとの疑念も浮かぶ。

★ それにしても、週刊新潮の朝日新聞襲撃事件をめぐる証言記事など「私たちの方が被害者だ」的な事件が目につく。「バンキシャ」の偽装証言事件もあった。

★ 広告業界も含めて、マスメディアの質が低下しているのだろうか。
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介護タクシー

2009-04-14 16:07:58 | Weblog
★ 父を検査のために、急きょ病院まで搬送することとなった。

★ 父は脳内出血の後遺症のため車いすで生活しているが、体調が悪いために車いすでの移動も危うい。そこでストレッター付きの介護タクシーを初めてお願いすることにした。

★ 雨の中を濡れながら、運転手さんは手慣れた動作でストレッチャーで車に乗せてくださった。

★ 高齢社会、介護タクシーなど困った時に助けて頂ける仕事は実にありがたい。人が本当に必要とする時にサービスを提供すること。こうした仕事は素晴らしいと思う。

★ 私自身は大きなことはできないが、地域の中で何かできることはないか考えたい。
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「どんぐりの家」

2009-04-13 03:33:39 | Weblog
★ 障害をもって生れた子どもとその家族の物語。

★ 久々に本屋で何冊かのコミックとともにこの本を買った。コミックの世界は実に多彩だ。いろいろあるから玉石混交とも言える。そんな中で、ときどきガツンと衝撃を受ける作品に出会う。「どんぐりの家」もそうした作品だ。

★ 障害をもつ子どもとその家族の物語としては「光とともに」を読んだことがある。「光とともに」は自閉症を取り上げていたが、「どんぐりの家」はろう重複障害を取り上げている。耳が不自由で知的な遅れもある子どもを取り上げている。

★ 障害をもった子どもを授かった家族の苦労は想像を絶する。「どんぐりの家」でも、育児に追われ、周りの人々の視線を受ける中で、自分達を責め、追い詰められていく家族の姿を描いている。

★ 作品の中で、あるお母さんが叫んでいたが「きれいごとでは済まされない」現実がある。

★ 私には障害をかかえる高齢の父がいる。健常者では考えられないちょっとしたことが本人にも家族にも大きな負担となる。少し体調が悪いと言っては大騒動。睡眠、食事、排泄といったまさに基本的な生活が大変なのである。

★ すべてを家族で抱え込んでいた時代から比べると、社会的な整備もされてきた。しかし、例えば体調を崩した時の看護、医師の往診など、ほんのちょっとしたことがなかなか大変だ。

★ 特に最近、世の中が世知辛い。医療機関も「算術」なくしては成り立たなくなってきたのか、負担が大きい割に売り上げの少ない在宅看護などの事業から撤退する動きがある。

★ 大病院とかかりつけ医の分業と連携と言えば言葉は美しいが、一人ひとりの患者からの発想と言えるのか疑わしい。

★ 子どもの問題であれ、高齢者の問題であれ、結局は家族が多くの負担を背負わなければならない。確かに何もかもを社会が背負うわけにはいかないが、障害をもつ人やその家族の負担が少しでも軽減できるような、制度と制度の溝を埋めるような取り組みを考えたいものだ。 
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呉のバス事故

2009-04-09 13:52:12 | Weblog
★ 呉市で起きたバス事故は本当に痛ましい。

★ 原因を突き詰めればバスの運転手の前方不注意なのだけれど、今さら言ってもどうにもならないところが、悔しい限りだ。

★ 安全指導のための教員がバスに同乗していたとも聞く。いったい何をしていたのだろうか。

★ 亡くなった児童が通う学校では今日から教職員、父母が協力して下校の安全に注意をしたり、呉市では市バスに運転手ともう一名職員を同乗させ安全管理を行うという。

★ すべてが事故があってたから、貴重な人命が失われてから、慌てたように対応しているのが残念だ。そして、こうした対応も数週間もすれば、何もなかったかのように終わってしまうのだろう。

★ 何か教訓を残して欲しいものだ。しっかり安全策をとって欲しいものだ。
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新帝国主義時代

2009-04-09 05:22:32 | Weblog
★ 北朝鮮では「人工衛星」の発射を祝い、10万人の人々が集会を開いたとか。

★ 本当のことを知ってか知らずか、今の北朝鮮を見ていると、「戦前の日本もこんなだったのだな」と思う。

★ 金王国は後継者問題が喫緊のテーマのようだが、誰がなろうと世襲の方向は変わらない。

★ ところで、国連では北朝鮮への制裁決議をめぐり米英日と中ロが対立している。一見すれば新たな冷戦を予感させるが、ロシアはもはや社会主義ではないし、中国も経済的には資本主義を大きく取り入れている。

★ 冷戦よりさらに時代をさかのぼり、新たな帝国主義の時代に突入したのだろうか。
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有料老人ホームの悲劇

2009-04-09 00:29:32 | Weblog
★ NHKの「クローズアップ現代」を見ている。有料老人ホームの現実はひどいねぇ。人の死を推定して経営を目論んでいるあたり、立派なパンフレットの裏で繰り広げられているソロバン勘定に愕然とした。

★ 福祉をビジネスとして扱うと、人を人として見なさないこうした実態に陥ってしまうのか。

★ 入居者は「自己責任」とご自身を責めておられたが、このような詐欺的なふるまい(経営者が身売りし、買い取った企業が財政健全化の名のもとにサービスを低下させる)に対しては入居一時金を返還してもらえるなど、保証制度をつくる必要があろう。

★ 福祉分野への私企業の参入を認めるなら、行政として質を維持したり、万が一の時は入居者の不利にならないシステムを作って欲しいものだ。そうでなければ、恐ろしくて有料老人ホームなど利用できない。

★ 国も自治体も財政が厳しいから公立の老人ホームが整備されるのは期待できない。老人受難の時代になってきた。

★ 一生懸命に日本経済を支えて、その末路がこのありさまとはあまりにひどいものだ。
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ユーミンはユーミン

2009-04-08 23:27:45 | Weblog
★ NHK「SONGS」を見ている。今日はユーミン。

★ ユーミンのステージをテレビで見るなんてめったとないことだ。

★ ユーミンはいつ聴いてもユーミン。「あの日に帰りたい」が流行っていた高校生時代。大学生時代は「翳りゆく部屋」「魔法の鏡」「雨の街を」「海を見ていた午後」など思い出の曲はキリがない。

★ 「Anniversary」などもいいなぁ。

★ 中学生や高校生との触れ合いの場面では泣けてきた。歌と言うのは素晴らしいものだと思った。

★ パート2も楽しみだ。
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結核

2009-04-07 16:53:20 | Weblog
★ 結核と言うと小学生時代のツベルクリン反応やBCGのスタンプ注射を思い出す。陽転した後は「激しい運動は避けるように」とのことで、プールに入るのを制限されたのを覚えている。

★ 芸能人の結核感染を機会に、結核への関心が高まっている。

★ 完治してから「実は結核だった」という話はよく聞くが、芸能人が結核で入院し、接触した人々に注意を喚起するといったことは珍しい。

★ 芸能人と言う立場とはいえ、ここまでプライバシーがさらされるのはお気の毒とは思うが、感染が広がるのを放置することはできないからやむをえないことか。

★ 御本人の完治と感染が広がらないことをお祈りしたい。

★ 結核と言えば、特効薬ができる前はまさに「死にいたる病」だった。文学や映画などで何度も描かれた。

★ 新撰組の沖田総司、「二十四の瞳」の琴やん、「あぁ野麦峠」の大竹しのぶさんが演じた女工などが印象に残っている。

★ サナトリウムという言葉には独特の語感がある。かつては、今で言うとホスピスのようなものだったのだろう。

★ 耐性菌が生まれ、「結核は過去の病ではない」と言われるまでになった。お互いに予防に気をつけたいものだ。また、偏見をもたないように心掛けたいものだ。
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入学式に思う

2009-04-07 15:52:58 | Weblog
★ 桜満開。川沿いの道もお寺の境内も桜がこのときばかりと咲いている。雲ひとつない青空に薄いピンク色の桜は見事に美しい。

★ 今日は小学校の入学式だった。お母さんやお父さんに連れられて、一生懸命に歩く彼らの姿を見ると「どうか彼らにとって素晴らしい世界であれ」と祈りたい気持ちになる。

★ 彼らはこれから学校生活で多くのことを学んでいく。世界を広げていく。その手助けができることを考えれば、教育と言う仕事は素晴らしい。

★ 万人が幸せな社会。一人ひとりが幸せな社会。この両立のためには、利他の心をもたなければならない。他人の幸せが自らの幸せとなるような境地になれたらいいなぁ。

★ 社会変革は短期的には政治的経済的な改革を必要とするが、長期的には教育による改革によってのみ実現できる。教育と言うものは未来を創造する営みとも言える。

★ 「変革的実践」というのは興味深い言葉だ。言い方を変えれば「人間革命」でもいい。

★ マルクスの「フォイエルバッハに関するテーゼ」は時代を超えて、含蓄のある言葉だと改めて思う。 
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映画鑑賞

2009-04-06 22:18:12 | Weblog
★ 春期講座が終わったので、日曜日は家で映画を観た。

★ まずは「レッドクリフ」のPART1。三国志で有名な「赤壁の戦い」をテーマとした映画だった。

★ 歴史は人によって解釈が変わる。「赤穂浪士」にしても大石内蔵助の立場と吉良上野介の立場では見方が異なる。真実は藪の中だ。

★ 「レッドクリフ」では、曹操が悪辣で呉や蜀が正義のようなとらえ方をしていたが、果たしてどうか。

★ 実際は、どっともどっちなのだろう。それにしても支配者の権勢を支えるために戦って死んで行く兵士たちは悲惨だ。戦争の姿はいつの時代も変わらないようだ。

★ 野生動物の弱肉強食やグループ間の争いを見て「残酷だなぁ」と思うが、人間ほど残酷な種は他にはないね。

★ 夜はテレビで、まず「シコふんじゃった」を観た。何度見てもこの映画は面白い。あまり有名でない役者も多く出てくるが、それがまたいい味を出している。結果はわかっているのに、最後は力が入る。

★ 次に北野武監督の「座頭市」を観た。北野映画は緊張感と笑いのバランスがたまらない。
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