じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「さや侍」を観る

2012-11-03 20:19:08 | Weblog
★ あるブログで、この主人公は松本監督自身の投影だと批評していたが、そういう見方もあるのかと感心した。

★ 何かの事情で藩を追われた侍が捉えられて、30日以内に心に傷をもつ若様を笑わさないと切腹させられるという話。

★ この侍は毎日毎日ギャグを繰り出すわけだが、これがどれも痛々しいくらいにスベってしまう。

★ 最初の一発芸が一番面白いぐらいだ。

★ しかしこの侍の一途さに、人々は心を打たれ始める。そして殿様の心まで捉えるのだが、最後は・・・。

★ 映画としては前半のダルさに耐えれば、徐々に作中の町人や殿様と気持ちが合わさってくる。次のギャグは何か何かと期待し、スベるごとに失望する。

★ ギャグはどれも面白くはない。切腹の場面を除いて、主人公の侍は周りの言われるままにギャグを繰り出しているだけである。

★ そうした流れは流れとして、最後の僧侶の歌には泣けてきた。

コメント    この記事についてブログを書く
« 「アントキノイノチ」を観た | トップ | 「SP」野望篇・革命篇を観た。 »

コメントを投稿