JR4GPAの「つぶやき」

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TS-440S 修理

2017-08-06 | Weblog
TS-440S の修理です。

ケースを外したまま長期間放置していた物で、何でこう言う状態で
放置しているのか思い出せません....

同じような状態で、昔の高級機も放置してあるのですが
それは調整を残すだけになっているのは覚えています。
しかし、今日は私のHPで「売ります」と出していた
FT-900にお話を頂いていて、それの再点検をしなければならないので
その昔の高級機と並べて動作させるスペースがありません。
何か小型の物がないかと見回すとTS-440Sに目が留まったのでした。

購入した時の不具合箇所のメモを調べると、送信状態にはなるが
パワーが出ないと書いてあります。
と、すると何か部品を調達しようとして途中止めなのか?
いやー、参った。全く覚えていません。
仕方ないので、最初からやる事にしました。

とりあえず電源ON。
・表示は出る
・ノイズの大きさはまともそう
・SGからの信号は適正レベルで受信出来ている
・受信関係は全バンド、モード共問題なし
・送信状態にはなるが、全てモード全くパワー出ず
なるほど。

送信信号がどこまで生きているか確認すると
RFユニットの出口まではOK。
ガーン
とすると一番お金のかかるパワーユニットではないですか。
どうやって分解したらパワーユニットにたどり着けるんだっけ?
TS-440Sは久しぶりなので思い出せません。

どうにか分解してたどり着きました。


18MHzの国内近距離が良くオープンしていますので、お嫁に出すFT-900で
SSB,CWで信号を聞きながら不具合箇所の捜索です。

不具合箇所の特定が出来ましたので、修理して一丁上がり。
各バンド100W以上出るようになりました。
なーんだ、手持ちの部品で直りました。
何で放置していたんだろう....
やはり思い出せない。

ここまで分解したので、ついでにいつものFANの注油なんぞしておきましょうか。
と、軽く考えて始めましたが....
あれ?PLLユニットが当たって、羽が外れません。ははーん、PLLユニットを
外せば当たる物が無くなって外せるんだなと思ったのですが、甘かった。
シャーシに当たってフロントパネル側には出て来ません。



結局この状態で注油して、ごまかしました。
リアパネル側に抜かないと外れないようです。しかしそれは大工事。
おとなしく隙間から注油するのが正解のようです。

残すは総合調整だけになりました。
今日は台風接近中でアンテナが上げられませんので、FT-900の連続通電試験を
しながらTS-440Sの調整をします。

それで、結局放置した理由は
「思い出せません」
でした。
まあ、直ったからヨシとしよう!





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