JR4GPAの「つぶやき」

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IC-750A 修理

2017-06-04 | Weblog
IC-750Aの修理です。

送受不能、表示が出ないと言う事で、部品取りのつもりで購入。

とりあえず、内部の部品の欠落を確認して、問題無さそうなので
電源を入れてみました。
なるほど、表示が出ませんし、受信のノイズも弱々しくて
受信していない感じ。
SGから信号を入れてみたいが、表示が出ないので何処を
受信しているかサッパリ分かりません。仕方ないので適当な長さの
電線を同軸コネクタの芯線側に繋いで見てもノイズの量がアップしないので
受信部は動作していません。送信はするまでも無いので、テストせず。

さあ、どうするか。素直に部品取りにするような性格ではないので
悪あがきを始めます。
色々やっていると、電源を入り切りしていると何回かに一回周波数表示が
出る時があります。
良かった!表示するではないかと、VFOを回していると突然全て消えます。
また表示するまで電源をON/OFF。
今度はバンド切り替。あ、また消えた。

と言う事で、その辺りから調査開始。とりあえず表示がまともに出ていて
くれないと、その先の修理が進みませんので。



こんな感じで、不具合箇所の調査。
ちょっと間違えば 「パチン」 で終了です。
不具合がある無線機に、さらに不具合箇所を増やすと、何がなんだか
分からなくなりますので、慎重に作業です。

なぜそんな危険な事をするのか?それは、表示ユニットに繋がっている電線が
そんなに長くないので、外にはひっぱり出せないので、電線の余裕がある方向に
移動させると無線機の中に引っ張むような位置になるのです。
そのままの位置で測定出来れば良いのですが、そう言う都合の良い位置には
実装されていないのです。

不具合部品を見つけたので、交換すると常に表示するようになりました。

次は、なぜ送受信できないかの調査ですが、表示させるのに
時間がかかりすぎたので、今週はここまで。

これ一台で1ヶ月くらいは遊べそうです、いや違う
「遊ばれてしまいそうです....」

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