JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

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R-820 修理

2017-01-15 | Weblog
R-820 の修理です。

昨年12月11日のBLOGのTS-820Sのオーナーさんから
R-820をオークションで落札し購入したが、うまく動作しないとの事。

「ほら、だからいつも書いているでしょう!」

本来ならばBLOGにいつも書いているようにオークションの
中古無線機は、何台かの動かない基板を組み合わせて
「絶対動かない仕様」にして出品されているものが
あるので、お受けしないのですが、直る確率は低いですが
見るだけ見てみましょうかと言う事で、お送り頂きました。
(今回は特別です)

まずは、電源を入れるとSメーターが勢いよく振り切れます。
これはメーターを降らせる回路の不良だったので、すぐに直り
次は、やけに音が小さい。これは調整でクリアー。
しかし問題はココから。
無信号時は、シャーーーーーーのはずが

シャー プツプツ ガリガリ シャーーーーー ガリガリガリガリ
プツプツ ガリガリガリ シャー ガリガリ.....
延々と続くこのノイズ。

なんじゃこりゃ?

それでは、信号が入ると気にならない物なのか?と
SGからSが3程度振れる信号を入れて見ると
ピーー ガリガリ ピーー プツプツプツ

S9ではどうだ。同じです。

ノイズブランカーで消せないか?
全く消えません。

これではイライラして受信を楽しむどころか、受信が 「苦痛」
でしかありません。
観賞用として棚の飾り決定か?と思ったのですが、届いたのが12月の下旬で
運良く、いやいや運悪く正月休みと言う物があったのです。
見事にこれに遊ばれていました。

やっと正月休み明けの7日に原因が分かり、
シャーーーーーーーーー
だけのまともなR-820になりました。
これだからオークション品はねぇ......


トランシーブの動作確認もして欲しいとの事だったので、12月の最初から
TS-820Sが返送される事なく、ここに居座っているのです。
トランシーブのチェック依頼がなければ、既に返却しているはずですが、狭い作業机は
無線機と送られて来た箱と、部品入荷待ちの自分の複数の無線機で大パニック。
1月中には2台共帰って頂かないと、作業デスクが空きません。


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