JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

IC-⊿100 3台目 修理

2014-09-15 | Weblog

IC-⊿100の専用マイクのモジュラープラグが壊れたので修理して欲しいとの依頼がありました。
モジュラープラグの交換だったら、ホームセンターに行けば圧着工具とモジュラープラグを
売っているので、自分で加工されたらどうですか?と返信しましたが、
どうやらマイク本体も腐食しているようで、それだけではなさそうですので
とりあえず、送っていただく事に。
壊してごみになってしまうかも知れませんよと、メールしましたが
そうなってもかまいませんと了承いただき、気持ち良く修理のスタートです。


届いてびっくり。マイク内部は腐食がすごくて、2枚ある基板が全滅。
この機種は、普通の制御方法と異なっており、マイク内部のCPUから、PTTが押されたら
「PTT押したよ」と信号が発せられていますが、この腐食状態では
修理絶対不可能。

2010年10月23日の改造をして欲しいとの依頼。
http://blog.goo.ne.jp/jr4gpa/e/5bbdc29404f9a709c3aa5ef6c63dc0cc

この時は、マイク内部のコンデンサマイクとマイクアンプ部が生きていたので
マイク内部を改造して使用しましたが、今回はこの手が使えません。
どのようなマイクを使われるか聞いてみたら、モービル用フレキシブルマイクを
使う予定との事ですので、コンデンサマイクを想定して改造を行いました。

まずは、IC-⊿100内部を改造して、PTTをGNDに落とす事で送信できるようにして、
自分用の改造マイクで送信できるようになった事を確認しました。

次にマイクですが、ICOMのコンデンサマイクが内蔵されているハンドマイクでは
変調が非常に浅く、何を言っているか分かりません。
そこで、外付けでマイクアンプを入れてみたら、良い感じの変調の
深さになりましたので、ケースはどうするか聞いて見ると
格好はどうでも良いとの事ですので、極力お金をかけない方法で
仕上げてみました。

お得意の、立体空中配線!


これを固めて


はい、出来上がり。

しばらく様子を見て、返却する事にしましょう。

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