JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

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TS-770 表示 その後

2013-01-05 | Weblog
ずいぶん前になるが、TS-770の周波数表示の全てに「1」が付加されるのを修理した。
145.00 が 155.11 
433.00 が 533.11
となるが送受周波数は正常と言うもの。
しばらくはちゃんと表示していたようだが、またおかしくなったと連絡があり、
早速宅配便で送ってもらった。

DIGITALユニットの「1」に関係する部分のICと表示ユニットのBCDを7セグ信号に
変換するIC新品に交換してあるので、もうこれ以上交換するICは無い。
交換してしばらく様子を見たが、全く異常がなかったので直ったように見せかけられ
TS-770にまんまとだまされました。ヤラレタ。

前回、その変な信号を追いかけようとすると正常になり、オシロスコープで観測する事が
出来なかったので、「えいやっ」 でそれらしきICを交換したが的外れであった様子。

今回はあらかじめ見てみたいポイントにオシロスコープのプローブを引っ掛けて
違う無線機を修理しながら監視。

来たーーーーーーー!現象が出ました。

その現象が現れた時に、1のビットは立っていない。正常な信号がDIGITALユニットからは
出ている、そうなると犯人は表示ユニットだ!

え?BCDを7セグ信号に変換するICは交換してあるので、そんなにうまく全データに1のビットを
付けれるわけは無い。回路的に無理......

無理?そう絶対無理、ならば
あ、それだ。
ついにしっぽを捕らえました。
分かってしまえばそんな物ですが、分かるまでにこんな遠回りをするとは。




何度も往復させると、送料がバカになりませんので、1ヶ月程度様子を見て返却したいと思います。


まだまだ修行が足りません。

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