久しぶりに電源を入れ送信。あれ?........
パワーが出ない。壊れたか。さっそく分解調査。
臭いヨシ。見た目異常なし。とすると、あとはおとなしく壊れた部品を
探すしかないか。
TS-520、820,830あたりは部品が大きくて
修理しやすいが、このTS-50Sはチップ部品で製作されているので
基板の両面に部品があり、回路図でこのポイントを見たいと思っても
裏面にしかそのポイントのラインがない場合、測定が不可能。
信号を追いかけて行くと、ある部分で信号が途絶えました。発見!
途絶えた原因を探すと、スルーホール切れ。表と裏でテスターを当てると
導通がありません。極細の電線でジャンパーしてめでたしめでたし。
復活しました。
と、思ったら今度は、バンド切り替え、モード切替、送受信の度に
スピーカーから、「プツッ」と大きな音が。今度は何だ?
またまたオシロスコープで追跡開始。追いかける事2時間。
これも難なく修理完了で、やっと元の状態に戻りました。
多くの古いRIGを持っていますが、全てのRIGに定期的に
電気を入れるのは不可能。今日はこいつだとばかりに電気を入れると
修理しなければならない事に気づいてしまうので、恐ろしくて下手に
電気を入れられない!
修理-->保管-->通電-->故障に気づく-->修理-->保管
無限ループですね!