あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

インドの韓国斬りは痛すぎる3

2009年04月24日 21時44分52秒 | 国際
【拙】インドの韓国斬りは痛すぎる2

 の続報。

【韓国総合】泰安沖原油流出事故で原審判決破棄、地裁へ差し戻し

 詳しい話は、以前のエントリを再読してもらうとして。
 少々あらすじを述べると。本来被害者で無罪であるはずの香港船籍のインド人船員2名を、拘束して欠席裁判状態でフルボッコにして罪人に祭り上げ、拘束中も韓国人囚人以下の待遇にしていたというこの話。

 最高裁が差し戻す展開になった。

 具体的にどーなったのか。


1.罪状を2つに分けて考える。

 (1)サムソンのクレーン船と香港重油タンカーの衝突
 (2)重油流出後の予防措置不備

2.それぞれの罪の重さについて

 (1)の衝突については、軽微だから無罪とすべき。→差し戻し
   ※双方実刑だった。
 (2)は双方に過失あり。
   韓国>インドの罰金率を韓国=インドに変更。


 つまりは、「ホントはインド人の方が悪いんだけど実刑は勘弁してやろう。ただし金を払え、タンカーからの重油流出の方が重罪だ」と言っているように見えるんだ俺。

 前も書いていたかもしれないが、タンカーは完全停止状態で碇も下していたそうで、碇をあげたり(抜錨)アイドリング(燃料予熱)したりで、始動に1時間以上かかる。
 この状態で拘束された2名以外は下船中で、これでどうやって動かせというのか。

【06:27】
 水産庁管制室からタンカー側に衝突危険通知
【06:52】
 ワイヤー破断。タグ側から水産庁管制室にタンカー移動要請
(ワイヤー破断の事実は伝えず)慌てたクレーン船はこのとき初めて碇を下ろし始めたが、事故を回避するには手遅れだった。
 タンカー側から管制に即時移動困難との通信

 どう考えても過失は韓国側だ。オマケにくだんの重油流出事故、このインド人2名はこの事故の事後処理において、シップマスターオブザイヤーを受賞している。まあ、保険胴元ロイズの賞なので、当然政治的思惑はあるだろうけど。

 世界は、明らかにインド人2名を支持しているが、韓国はそれらを喧嘩両成敗的に無視してしまい、重油流出のみに過失を集中させた。インド側にすれば、大変不満だろう。

 こうなると、韓国の現行法上では、過失があろうとなかろうと、損害発生の要因となった人が全責任を追うという話になる。ああ。これは超法規的措置でもとらないとどうしようもない。遡及法になっちゃうからな。東京裁判みたいな。

 さらに、インド人2名は現在も韓国からの出国を許されていないし…。

 韓国の財閥ってのは、そんなに偉いものなのか。
 どう考えても、インドとの関係は絶望的なんだけど。

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