あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

楽しみな年末年始

2018年12月03日 23時32分01秒 | 特定亜細亜
 外務省の幹部が言ったとされる、「戦略的放置」というものが、今の現状を示しているとすれば、それは見事だと思うのだけど…。絶対違うと思うわ。

 昔から、俺は安倍政権がやってる「まずは韓国を潰そう」キャンペーンについてはそれなりに高評価なのだけど。
 日本がやってる事は、「プレッシャーをかけながら、期限を区切って相手の出方を見る」であって、ボクシングで例えるならば、「カウンター待ちのアウトボクシング」である。外務省のやり方は常に一緒で「守りを固めてポイントアウト」である。まるで勝つ気がない。まあ、外交ってのは勝ち負けじゃないとは思うのだけどな。言わば、外務省の外交ポリシーは、「両方負けるのが理想」なのである。
 それで、日本はまず「ウチが負けてあげるから」と、相手に勝ちを譲る。でもって、「勝たせてやるかわりに、アレの事、便宜をはかってくださいね」とやるわけだ。
 最初から、日本が負けるのは目に見えている。そこからスタートで、どこまで相手に負担してもらえるか…。というわけだ。

 ところが。面白い事に、今の日本は一応勝つ気で外交をやっているのである。

【中央】「徴用賠償要求するな」 日本、韓国を圧迫…年末までに約束なければ提訴へ
https://japanese.joins.com/article/694/247694.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp

 消息筋情報なので、確度については今ひとつかもしれないが。
 今回の件において、日本はとうとう期限を切った。ちょっと気に入らなかったのである。韓国が日本企業に対して資産の差し押さえなどの強権を発動した時、日本も対抗措置として、日本国内の韓国資産を凍結するとか。その「専守防衛」的な姿勢が。

 それは、韓国が徴用工問題をこれ以上進捗させないのであれば、日本は何も言わないと言っているに等しい。

 ところが、日本は上記のように期限を切った。年内に韓国政府が「日本企業に賠償請求はさせない」と立場表明しない場合、国際司法裁判所への提訴手続きに入ると。
 また、ソレ以外にも、なんらかの対抗措置もあるとの事なのだ。これはいわゆる経済制裁であろう。

 それで、韓国の大統領とかは「ツートラック外交」とか、いわゆる「歴史問題と経済協力は別々にお願いします」という、かつて中国が日本に提唱した「政冷経熱でいきましょう」と似たようなことを言っているのである。
 何を都合のいい事を言っているのか。

 ここで、ガースーが聞く耳持たない姿勢をアピール。

【時事】韓国大統領発言、直接論評せず=菅官房長官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120300303&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

菅義偉官房長官は3日の記者会見で、韓国の文在寅大統領が歴史問題と切り離して日韓協力を進めたいとの意向を示したことについて「韓国記者向けに行った発言だ」として直接の論評を避けた。その上で、韓国最高裁が日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた問題に触れ、「日韓関係は非常に厳しい状況にある」と述べ、韓国側に適切な対応を重ねて求めた。

 文在寅のセリフが、韓国国内向けへのパフォーマンスであると、公的な定例会見ではっきり言い切ってしまう事も、とてもめずらしい。
 誤魔化したり、取り繕ったりしたいが故に、韓国は日本にアピールしているのだけど、それには微動だにせず、「言い訳なんぞ聞きたくないわ。もっと建設的なことをしゃべれ」と言っているのである。

 年始へむけた、カウントダウンが始まった。
 日本は、いったい何をする気なんだろう…。実に楽しみである。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!

https://amzn.to/2mHTvUx