あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

APA、VS メディア

2017年01月31日 23時11分52秒 | 特定亜細亜
 先日から、アパのこの問題については、共同通信の報道姿勢と共にネタにしていたのを、ウチを読んでくれている方はご存知の事と思う。

【拙】APA VS 共同通信
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/64186ca48c3809d0922254ba47626390

無論、共同通信が本当の事を言っており、APAが嘘を言っている可能性もない事ではなかろうが、俺は共同の方がより信用できない。
 そして、共同の記事の内容が、APAのニュースリリースを読んだ後だと、明確に曲解を招くように意図して書かれた記事のように見ることもできてしまう。

【産経】中国選手団、宿泊ホテルをアパから変更へ 札幌、アジア大会
http://www.sankei.com/life/news/170131/lif1701310029-n1.html

 と、言うわけで中国選手団はアパから別のホテルに変更するとの事である。
 産経の記事の最後にも、

冬季アジア大会には中国を含む31の国・地域がエントリーを表明。アパホテルに最も多くの選手が滞在することになっていた。アパ側は、選手村になるホテルから当該書籍を含む客室内の全ての「情報物」を撤去する意向を、組織委側に伝えていた。

 このような、共同と同様の記述が見えているが、結局先行した共同通信の記事記述をなぞった形になっているものと思われる。
 もし本当に、アパが中国からの圧力により当該書籍などを撤去するという方針に転換していたのなら、中国はこのような大人気ない態度をとらない。

 アパが、中国に従わなかった事の証左と俺は受け取った。

 結局、なんなんだろう。この報道姿勢。産経よお前もか。

 選手村として一昨年4月に依頼を受けたアパは、当時の段階で、情報物を撤去した状態で提供する約束をしているというのに。

 まるで中国の圧力に屈して、それなのにその上で「中国様に逆らうやつはこうなるのだ」と言わんばかりの理不尽な中国の制裁。
 情けない上に踏んだり蹴ったりなアパ…という図に見える。

 印象が180度異なっちゃうんだけど。報道の内容と、アパのニュースリリース。どうにも俺は、アパも報道も一応本当の事を述べており、メディア側が微妙に真実をぼやかしているように見えてならない。

 とりあえず。アパは決して中国人が利用しないという事が確定したホテルとなった。
 むしろこれは「売り」ととるネットユーザーも多いだろう。ご褒美のように思う。

 少なくとも、ウチの会社は出張時に利用するホテルはアパである。
 これは俺のような社畜にとって、回避不能なので「やれやれ。よかった」てな感じなのであった。

 やっぱり、嘘と捏造で日本人を苦しめる連中に迎合するようなところに金を落とすのは、嫌なものだものな。
 ビジネスホテルなのに立派な大浴場やサウナがあるあのホテルを、俺は結構好きなのである。

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韓国はどこへ?



黒田氏よ。お前もか

2017年01月31日 00時05分40秒 | Weblog
 黒田勝弘氏。韓国ウォッチャーと言えば、彼の名は外せない。

 
 ▲黒田勝弘氏

【産経】異次元になった「国のかたち」 どこか無政府状態の韓国
http://www.sankei.com/world/news/170130/wor1701300009-n1.html

 「元祖」と呼べる程、昔からの韓国ウォッチャーであった彼への評価は、俺の中でも世間の中でも変遷を辿る。

 韓国の醜い部分がまだ日本人一般に知られていない頃は、韓国の実情が語られる数少ない日本国内へ向けた情報源として、韓国ウォッチャーに重宝されていた。
 そして、彼のフラットな情報提供っぷりは、日本国内を情報統制し、「日本の兄の国」として自認する韓国人のプライドをいたく傷つけ、彼らから「極右」と批判されていた。

 それが、韓流ブームあたりから、韓国の醜い部分がネットではだんだんとよく知られるようになってきた。この頃から、彼の論調は微妙な軌道修正が入る。「自分の周辺の韓国人は別に反日でもなくいい人ばかり。日本のネットは異常」というスタンスとなる。
 まあこの時期でも、たまに彼のコラムでは「反日は韓国人の元気薬」とかいう程度の批判にもならない批判が入るものの、韓国への批判的な論調は影を潜めるようになる。

 なんというか、要するに自分が伝えなくても、韓国の醜い部分について多くの日本人の知るところになってしまったから、火に油を注ぐような情報提供は、なんとなく控えようと考えたのかもしれないなと。ちょっと思ったものであった。

 なんというか。例え韓国人から極右と蔑まれようとも、彼は根っからの愛韓者なのである。で、反日を憂いているし、日本人の嫌韓を悲しんでいる。

 俺も、最初は黒田勝弘氏のコラムを「貴重」と考えていた。
 「愛韓」故のフラットさで、嫌韓で歪んでしまった日本人とも、しばき隊や香山リカなんかに代表されるようなパワー系左翼の親韓売国日本人とも違う、自分の感じたままの、ありのままの韓国について語る彼の言葉は金のような存在だった。

 金。その価値は常に一定なので、経済情勢が悪化すれば、価値が一定である金の価格は上昇し、景気が良くなれば、金の価格は下落する。

 まさに黒田勝弘氏の評価は金のように、嫌韓度に対して反比例するものであった。

 そんな彼の、最新の記事が、上記の1/30付の「黒田勝弘からの韓國便り」である。

われわれ韓国ウオッチャーたちにとっては昔から、韓国と日本の同質性と異質性が関心の対象だ。(中略)お互い似ているようで似ていない、違うようで似ているといった微妙な感じがある。このことを筆者は以前から「異同感」といい、この「異同感」の面白さ、興味深さが韓国ウオッチャーの妙味であると語ってきた。

 と、異同感についての解説をしたあと。

ところが近年、日本人に違和感を与えているのは、そうした日本との「異同感」からくる違いではなく、もっと普遍的で一般的な「法秩序が守られていない」とか「国際的マナーがない」といった点での異質感だ。

 異同感ではなく、異質感への変質を語っている。

韓国が「反日無罪」とか「国民情緒法」などの言葉で語られるのは、日本大使館・総領事館前の慰安婦像をはじめ、日本相手なら何をやっても許されるという話だが、これも日本との異質性というより、国際的にはありえないというもっと根本的な異質性である。

 韓国ウォッチャーと言えば。現在は黒田勝弘氏から鈴置高史氏にとって変わられてしまった感があった。

 
 ▲現在の韓国ウォッチャーの雄。鈴置高史氏

 韓国の異質性が、愛韓である彼の言葉を許容するほど悠長なものではないと感じる日本人が増えてしまったからだ。つまり日本人の過半数以上が、韓国を敵認定してしまったのだ。韓国という敵国の動向をリポートする形式のコラムを書く鈴置高史氏の論調の方が、時代のニーズに当てはまってしまった。

 それでも。
 韓国を愛する黒田勝弘氏は、それゆえに愛韓を止めなかった。朝日や変態新聞のような、歪んだパワー系左翼のような韓国愛ではなく。実にフラットな、本当の韓国人の立場に立った韓国への批判。あるいは韓国の美点なんかの紹介。
 彼のコラムは、「特定アジア(特亜)」の当初の意味合いを地で行っていた。

 特亜とは、朝日や変態新聞なんかが、中韓の言葉を代弁する時「アジアの人々に謝れ」とか言っていた事について、「アジアって、中韓以外のどこの国がそんな事を言っとったんや」と山ほど突っ込まれはじめた頃、「中韓朝以外のアジアと、中韓朝を切り分ける言葉を造りましょう。中韓朝は特亜と呼び、悪い意味としてばかりではなく、良い意味でも積極的に、特亜は使うようにしましょう」と言われていたのである。

 そんな彼が、この冒頭のようなコラムを書いたのだ。

 「韓国は、日本に比して、異次元の如き国である」

 「現在韓国は無政府状態である」

 俺は思う。とうとう。黒田氏までこんな事を書いちゃうようになっちゃったか。

 現在韓国は、隠しようもなく終了しようとしていると。

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