3ヶ月前。
メディア各社が「国の借金」について記事にしている。
とりあえず日経の記事を紹介してみよう。
【日経】国の借金、民間超える 14年度末に1143兆円
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76741830W4A900C1NN1000/
で。先日財務省の発表により、2014年末の「国の借金」が発表された。
毎度毎度、「前回よりなんぼ増えました」って書かれるのに、今回の記事はなんとも歯切れが悪い。朝日から。
【朝日】14年末の国の借金1029兆円 1人当たり811万円
http://www.asahi.com/articles/ASH2B5601H2BULFA015.html
なんと減っちゃったのである。
ちなみに。朝日のこの記事にはこんな一文が。
3月末。つまり上の日経の記事と書き方を合わせれば、14年度末は1067兆円の借金になると言う。
…9月予想の1143兆円から、71兆円ものプライスダウンである。
理由は2つある。
1つが、ちゃんとアベノミクスが効果を発揮しているという事だ。消費税増税とかは、むしろ税収を低迷させる方向へ導いているものの、国土強靭化政策等、その他の政策が功を奏しているし、格差が拡大し、大企業は好決算だった。つまり法人税収や所得税収が安定していた。
で、もう1つが財務省の試算が無茶苦茶だったという話である。いくらなんでも71兆円の差はやり過ぎ。たった6ヶ月であろう。
発表される数字を見れば見るほど、日本の財務省にはすこぶる問題があると思う。
まあどこの国であろうとも、大蔵省的省庁には権力が集中しやすく、コントロールが難しいのもあるのだろうが。
俺も、別に家庭内でのオカン的立ち位置、財布の紐を守護する立場の人が、政府に必要ないとは言わないが。
やってる事がことごとく「印象操作」であり、お役所特有的な「訳のわかりにくい言い回し」を使って絶対に本当の事を伝えようとしないやり方は、はっきり言って反吐が出るわ。
日本の官僚は否定せず、うまく使っていかねばならないのは判るんだけどな…。
財務省の場合、連中を否定するとホントに政権が運営できなくなる。あれと、どう折り合いをつけていけと言うのだろう。
結局、例の「国の借金」とかいうアホなフレーズに、騙されない国民がちゃんと増えていって、どんどん財務省も日本人を騙しにくくなっていくしかないんだろうなぁ。
とりあえず。このネタ流石に各紙が「国の借金が減った」って形の記事にしていないだけあるなと思った。
だって、誰にとっても都合が悪い気がするもの。例えば、勿論景気回復さえすれば消費税増税なんてしなくてもOKとわかっちゃうから財務省には都合が悪いし、安倍政権の功績だから、今の安倍政権の経済政策運営を叩きたい三橋貴明系の人々にとっても都合が悪い。で、安倍政権は、今のところの最悪手が消費税増税だけだったっつーのが明確に証明されてしまうので、都合が悪いと…。
…これがな。まともにメディアが報道するようになったら、日本は変わると思うんだよね。
人気ブログランキングへ ※こうなったら、40位圏内に定着できるよう、がんばります。
アベノミクスの逆襲
メディア各社が「国の借金」について記事にしている。
とりあえず日経の記事を紹介してみよう。
【日経】国の借金、民間超える 14年度末に1143兆円
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76741830W4A900C1NN1000/
6月末の国の借金の総額は1年前と比べ3.1%増え1039兆円だった。国債の発行増などで1年前より30兆円強増えた。2014年度の当初予算での見積もりによると、15年3月に1143兆円に膨らむ…
で。先日財務省の発表により、2014年末の「国の借金」が発表された。
毎度毎度、「前回よりなんぼ増えました」って書かれるのに、今回の記事はなんとも歯切れが悪い。朝日から。
【朝日】14年末の国の借金1029兆円 1人当たり811万円
http://www.asahi.com/articles/ASH2B5601H2BULFA015.html
なんと減っちゃったのである。
ちなみに。朝日のこの記事にはこんな一文が。
今年3月末には政府短期証券の発行を再び増やすため、1062兆7千億円に膨らむ見込みだ。
3月末。つまり上の日経の記事と書き方を合わせれば、14年度末は1067兆円の借金になると言う。
…9月予想の1143兆円から、71兆円ものプライスダウンである。
理由は2つある。
1つが、ちゃんとアベノミクスが効果を発揮しているという事だ。消費税増税とかは、むしろ税収を低迷させる方向へ導いているものの、国土強靭化政策等、その他の政策が功を奏しているし、格差が拡大し、大企業は好決算だった。つまり法人税収や所得税収が安定していた。
で、もう1つが財務省の試算が無茶苦茶だったという話である。いくらなんでも71兆円の差はやり過ぎ。たった6ヶ月であろう。
発表される数字を見れば見るほど、日本の財務省にはすこぶる問題があると思う。
まあどこの国であろうとも、大蔵省的省庁には権力が集中しやすく、コントロールが難しいのもあるのだろうが。
俺も、別に家庭内でのオカン的立ち位置、財布の紐を守護する立場の人が、政府に必要ないとは言わないが。
やってる事がことごとく「印象操作」であり、お役所特有的な「訳のわかりにくい言い回し」を使って絶対に本当の事を伝えようとしないやり方は、はっきり言って反吐が出るわ。
日本の官僚は否定せず、うまく使っていかねばならないのは判るんだけどな…。
財務省の場合、連中を否定するとホントに政権が運営できなくなる。あれと、どう折り合いをつけていけと言うのだろう。
結局、例の「国の借金」とかいうアホなフレーズに、騙されない国民がちゃんと増えていって、どんどん財務省も日本人を騙しにくくなっていくしかないんだろうなぁ。
とりあえず。このネタ流石に各紙が「国の借金が減った」って形の記事にしていないだけあるなと思った。
だって、誰にとっても都合が悪い気がするもの。例えば、勿論景気回復さえすれば消費税増税なんてしなくてもOKとわかっちゃうから財務省には都合が悪いし、安倍政権の功績だから、今の安倍政権の経済政策運営を叩きたい三橋貴明系の人々にとっても都合が悪い。で、安倍政権は、今のところの最悪手が消費税増税だけだったっつーのが明確に証明されてしまうので、都合が悪いと…。
…これがな。まともにメディアが報道するようになったら、日本は変わると思うんだよね。
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アベノミクスの逆襲