あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

トカゲの尻尾に謝罪をさせるトカゲ本体

2014年12月24日 23時28分07秒 | 国内の事件
 朝日新聞の第三者委員報告の詳細が、今朝産経新聞のかなりの紙面を割いていた。

 ざっと斜め読みして思ったが。
 以前にウチでも予想した通り、なかなかきちんと検証しているようであった。
 特に「朝日新聞の慰安婦検証記事は、謝罪ではなく自己弁護である」という論旨には俺も納得がいくもので、文字数を絞ればウチのブログエントリと、ほとんど主張に大差はないように思う。

 あの検証委メンバーなればこそ、朝日内部での聞き取り調査がスムーズに進捗したであろう事も考え合わせると、お手盛りメンバーと揶揄されたし、俺もそう思っていた部分もあるけれども、あのメンバーでよかったと思う。

 つまりは、そこそこ納得の検証だったのだ。

 無論、別に全体的に大満足というわけではない。

 池上コラムの掲載拒否については、舞台裏の話として、朝日前社長が難色を示し、その圧力に抗いきれず編集部門が掲載を拒否してしまった点等、初めて明らかになった事もあるが。

 別に、こんな所業池上コラムだけではあるまい。この件が最も有名なだけだ。

 朝日を批判する週刊誌の広告掲載拒否や、黒塗り広告の掲載、広告文言の朝日のみ変更なんかは、誰の指示だったのだ?

 前社長の具体的な愚挙は掲載されているものの、現役の不祥事に触れているように見えないのである。

 そう言う意味で、現役の朝日新聞メンバーは「謝罪する必要はない。むしろ彼らも犠牲者」ともとれる検証結果だった。

 うん。でもまあここまではいいのではないだろうか。俺が考える「朝日の限界」より、よほど踏み込んだ検証だと思う。

 問題は、この朝日全体に対するケチョンケチョンとすら言える検証結果を受け、「朝日新聞が具体的に何をするか」である。

 検証委員の報告によって

「朝日現役メンバーは謝罪予定であったが、経営メンバーによって「謝罪はしない方針とする」と決定されてしまい、あのような検証記事となった」

 というような話も明らかになっている。
 そして、朝日は明確に今回の居丈高な検証記事の罪を、既に制裁を受けた連中…朝日元経営陣に背負わせているわけだが。

 では、その方針が間違っていたわけだから、朝日現役メンバーは国民に向け、自らの責任を認めて大々的な謝罪を行うのだろうか?という話であろう。

 どのような結果になるにせよ。
 ここが今後の最重要ポイントとなると思われる。ウォッチャーとしては、注目していきたい。

 下馬評本命としては、現行トップが「俺は前経営陣の意向に逆らえなかった」的な、「俺も被害者だけど潔くごめんなさい」謝罪になるのではないかと思っている。

 大戦敗北時のドイツみたいだよね。「ドイツ国民もナチスの恐怖政治による被害者」と位置づけ、ドイツ国民はだれも悪くないみたいな。

 日本人は、全世界から一億総懺悔を要求された。今なお、懺悔を続けるように求め続けられている。しかも、現在も懺悔を要求されている部分は、いわれのない罪だけである。南京事変、遺棄化学兵器、慰安婦…。

 朝日はそれら、捏造証拠による「日本人に謝罪要求」の急先鋒だった。
 その朝日が、日本人には総懺悔をしないわけだ。で、彼らの敬愛するドイツの、俺がひたすら嫌悪する方法での謝罪…じゃないな、主張、あるいは反省をしようとしているように見える。

 トカゲの尻尾に謝罪させてるみたいだよね。もしそうなったらさ。
 どうなるのかなぁ。朝日新聞のドイツ式謝罪を、楽しみにしているのだけど。

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