頭がいいつもりの詭弁家達の朝日擁護２

　俺、別に長谷川豊氏を「詭弁家」だとは思った事がないんだけどな。
　今回のこればっかりは詭弁と言わせてほしい。

【BLOGOS】もう朝日新聞は叩くべきじゃない（長谷川豊）
http://blogos.com/article/94569/

　実にさまざまな角度からの「朝日を叩かない方がいい」論があるんだなぁと思う。
　長谷川氏の主張は、「もしも朝日が自分の子供だったなら…」である。

１．嘘をついたら→叱ります
２．嘘を見破られても反省しなかったり謝らない時→叱ります
３．反省して謝ったら？→それ以上同じ事で叱りません

　朝日は反省したし謝った。だからもう叩かない方がいい。
　でないと、謝る事自身が無意味になるから、次回からもうこいつら謝らないよ？

　こんな感じである。
　えっとね。アホかと。
　朝日のあれを、謝ったと感じる感性に愕然とする。これがマスコミの中にいた人かと。なるほどそりゃー世間一般からズレるわけだよ。

　あのな、南京事変とか従軍売春婦とかで、「日本人は謝罪した事がない。反省が足りない」とか言ってる特定日本人とか中韓とかと、同じレベルで語ってるんじゃねぇよ。

　昨日、同じタイトルでエントリした時にも紹介したが、櫻井よしこ女史も「朝日のあれは謝罪とは言わない」って言ってたやん？
　あれのどこが謝罪なのよ。追い詰められて暴露せざるをえなかっただけやん。

　これも、以前俺がエントリで紹介した事がある記事だけど。
　再度、今度は別の場所を引用させてもらおうと思う。この記事だ。

【慰安婦誤報】朝日新聞、巧妙で悪質な会見…慰安婦問題の温存図る　拓大客員教授・藤岡信勝氏
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1410727199/-100

吉田調書の誤報は発生から４カ月もたっていない。これに対し、慰安婦奴隷狩りの吉田清治証言は、朝日が報道してから３２年も訂正されなかったのだ。それによって、今や戦前の日本は「性奴隷国家」だったと糾弾されている。慰安婦問題の方がはるかに深刻である。
　ところが、「どちらの方が重いか」と直裁に問われた木村社長は「最大のテーマである吉田調書をめぐるおわびが中心であることは間違いない」と言ってのけた。吉田清治証言を、吉田調書の陰に隠し、添え物にするホンネをあけすけに語ったのである。
　編集担当の杉浦信之取締役は解任されたが、吉田調書の報道の責任を取ったもので、慰安婦報道には関係がないという。すると、慰安婦報道については誰も責任を取らないつもりらしい。こんなバカなことがあるか。

　長谷川氏の「謝罪プロセス３段論法」からすると、朝日は現在「２．嘘を見破られても反省しなかったり謝らない時→叱ります」である。とても３に達している状況ではない。なんせ、吉田調書の件でしか謝罪なんぞやっていないのである。

　アレは、泥棒が「俺は万引きした。それがどうした？！」と開き直っただけであろう。で、長谷川氏は、ソレに対し、「この泥棒は万引きを正直に告白した。もう許してやろう。でないと万引きをもう告白しなくなるよ？」と言っているのである。

　情報の出処ってのは、実は結構限られている。左翼側の情報の出元である朝日新聞がなくなれば、日本人が入手できる良質なニュースソースが半減するよ？ときた。それは普通に恫喝ではないのかね。

　まあ、そこらあたりについては、先日、櫻田淳氏が「朝日は現在進行形のリベラルネタについて、他紙に劣る」って指摘をしているし、多分大丈夫なんじゃないの？と思う。

　俺は今のところ、朝日新聞は叩き時だと思う。許してやるなんてとんでもない。

　怖くて捏造できない程にトラウマを、今のうちに叩き込んでやるべきであろう。朝日新聞が日本国民に対し、これまでやってきた事だよ。ほら、朝日新聞の支持者さん達の故郷の国の諺にあるやんか。「溺れる犬は棒で叩け」って。


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