そういえば紹介したい記事があったのを思い出した。
【産経】保秘か供与か 半導体の苦い教訓、難しい秘伝「ＩＧＺＯ量産技術」開放の舵取り
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140904/wec14090407000001-n1.htm
「ＩＧＺＯ（イグゾー）」技術は亀山第２工場（三重県亀山市）で量産を開始した平成２４年３月当時、「賞味期限は意外に短い」と業界でささやかれていた。（略）ところが、２年が経過した今もシャープ以外でＩＧＺＯを量産できていない。（略）半導体部門出身の方志教和専務は「シャープと同じ製造装置を購入したり、技術者を引き抜かれたりして技術的に追いつかれた半導体の教訓から、機械や技術者１人の情報ではまねできない仕組みにした」と説明する。
ＩＧＺＯ、俺は普及が進むのを楽しみにしていたのだけど…。未だに普及が遅れている。技術には賞味期限があって、どこかで売りどきがあるのだけど。それにしたって最近賞味期限が早すぎた。
この手の技術は、何もかも韓国や中国があっという間に廉価版を作成してしまっていたからだ。
ところが。ＩＧＺＯはなかなか真似ができない。その理由がこの記事にあると思ったのだ。日本の各種メーカーが数年前から推し進める技術の「ブラックボックス化」である。
ウチでは何回も言及しているが、中韓が持つ「すばらしい技術」とは、「略奪」なのである。日本から、そう簡単に盗めなくなった。それだけの事なのだと思う。
これまで、中韓はよく「既に我々は日本を超えた」と言及していた。
確かに日本は、民主党政権時代をピークに技術流出が続き、結果経営体力を奪われ、さらに円高政策が推し進められて国際競争力を削がれてさらに経営体力を奪われるという悪循環にさらされてきた。
日本は中韓に吸い尽くされ、カスカスになっていたと言っても過言ではなかろう。
でも、俺はなんだか信じられなかったのである。だってさ。中韓が誇る技術って、日本の技術の廉価版ばかりじゃない。俺らからもし、技術が盗めなけりゃ、結局日本の優位性っていずれ復活するんじゃないの？って思ってたのだ。
今回の件は、その証明の１つなんじゃないかな。
ちなみに。
【韓国】「和牛」目指し、４０年の努力と意地で生み出した「名品韓牛」[09/05]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1409895307/l50
精子の入手でコピー可能な「和牛」分野では、ほれ。この通り何故か韓国が後追いでソックリの「韓牛」のニュースが。口蹄疫問題でストップがかかってたはずなんだけどなぁ。ああ。あの時の民主党政権の赤松口蹄疫事件は今でも思い出せば腸が煮えくり返る。
あともひとつ、近大のマグロ完全養殖技術。近大はその理念により、マグロの養殖技術の特許をとらず、広く公表したんだったっけか。
そしたら直後にほれ。この有り様だよ。
【韓国】韓国で黒マグロの養殖が本格化、海洋水産部「純粋な国産技術」[7/29]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1406623716/
俺には韓国の連中は何も産んでないように見える。なぜか日本の得意技術分野ばかり、唐突に、蓄積された実績もなくできるようになる。
先日明らかになった日鉄の製鉄技術のパクリもそうだけど、あの泥棒連中が簡単に泥棒できないようにするだけで、日本は十分往年の力を、ワリと短時間で取り戻せるんじゃないかなと思うんだ。
そういう意味では、この安倍政権が密かに掲げていそうな目標であろう「まずは韓国を潰そう」スローガンは、なかなかいいと思う。
北朝鮮と韓国では、技術水準は北朝鮮のが上だったのに。日本からの技術供与があっただけで、簡単に北朝鮮と韓国の生活水準は逆転した。
流石にもう、北朝鮮みたいな貧乏国にまで、韓国が堕ちるとは思わんけど。
今の韓国の水準は、身の丈にあっていないと思うのである。
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