「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

伸び悩み

2010-01-11 18:40:50 | 遠野

 ひとつの趣味としての位置付である城館跡探訪調査、春と晩秋~初冬のふたつのシーズンを主に行っているが、2009秋・冬シーズンは、大晦日からの積雪でいつの間にか終了といったところとなっております。

 市内では・・・

  赤羽根館、板沢館・・・上郷町

  鱒沢館・・・宮守町

  松崎館・・・松崎町

  臼館、本堂館・中館・・・青笹町

  奥友館・・・小友町

 市外では・・・

  大迫館・・・花巻市

  小国館・・・宮古市(旧川井村)

 

 以上10箇所に終わり、新規探訪館は赤羽根館一箇所にとどまりました。

 

板沢館の階段状平場

 

小国館(大梵天館)の階段状平場

 

奥友館の帯廓

 

大迫館の帯廓

 

鱒沢館東側空堀

 

臼館(丑館)二の郭の空堀

 

松崎館の堀切

 

 城館跡探訪を始めた頃は一日に5箇所前後の山城を探訪しましたし、城館跡探訪仲間と回る際は8箇所という時もあったのですが、最近はシーズン10箇所未満、日に一箇所というペースになっております。

 体力的な事もありますし、遠野市内の場合ですと知られるざる館跡と呼称はしつつも、ある程度、名が知れた主たる館跡を一通り探訪したということもあります。

 それと遺構等をみて共に感動を分かちあい、現地で色々とその見解等を語り合う仲間が少ない、居ないという点も実はあって楽しみが半減という場面もありますし、歴史分野においてマイナーな路線、そしてさらにローカルな山城という点もあって、興味を示す方々も少ない現実もあります。

 しかしながら、素人ながらも忘れ去られ、埋もれた歴史、史跡を少しでも掘り起こすことが必要ではないのか、趣味の範疇で幼稚な内容であっても記録として、資料として少しでも残したいという思いもあって、細々ながらも今後も継続していくつもりでもあります。

 春以降はほとんど手つかずの宮守町の館跡も少し探訪してみようと考えているところですが、いずれ今季シーズンは知らぬ間に終了といたします。

 

松崎館

 

 

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出初式

2010-01-10 18:58:08 | ファイヤー

 新春恒例の消防出初式が行われました。

消防団員等約7百名が参加、早朝よりたいへん御苦労さまでした。

 

 

市民センター大ホールにて

 

正午前に出初式も全てを終了、ひきつづき午後からは成人式が行われた。

 

消防団員の高齢化、新団員不足ということで、成人式会場で消防団加入のキャンペーンも行われたようです。

 

興味のある方、是非に消防団に入っていただければと思います。

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行開き

2010-01-08 18:23:05 | 福泉寺・伝承等

 休みの日は天気が悪く、仕事の日は天気が良いといった事が昨年秋頃から多くあった印象で、今年もしかり・・・しかし、なんとか本日は雲が多少出ていたとはいえ青空もみえ、久しぶりに早池峰山を拝むことができた日でもありました。

 

 

 

 さて、1月8日は菩提寺福泉寺の年間最初の行事、行開きが行われました。

 福泉寺では元日から1週間、穀断行と称して俗にいう五穀を断つ修行期間でもあり、米、麦類、豆類といった穀物を口にしてはならない。

 朝は塩味の粟粥、昼はさつま芋や南瓜、夕食は塩味の蕎麦、そして最終日7日の朝は七草粥を食す習わしとなっている。

 我家でも母親と伯母は毎朝お寺通いで粥を毎年食しており、檀家の方々も入れ替わり立ち替わり粟粥を食べに来られている。

 流石にこれを1週間続けていた若い副住職には辛い修行だったようですが、それでも体脂肪がかなり落ちるとかで小生のような成人病予備軍には、よろしい内容だったかもしれない。

 ちなみに小生は一度しかこの時期にお邪魔して食したことがない・・・汗

 

 行が明けたと8日、主に遠野市外の壇信徒の方々が訪れ、護摩焚祈祷を受けられ、昼食にはお寺さんに供えられた鏡餅を雑煮にして振る舞われました。

 

 

下回り役の檀家の皆さん

昔のギャル・・・・笑

 

若い女性はお寺さんの若奥様

 

 主に盛岡、紫波郡内、花巻の檀信徒さん約70名の賄いの任

 

 

 小生は親戚の小父さんと二人で受付け、名簿管理の任

 

 地元役員檀家の方々が年々体調不良等で姿がみえなくなる昨今、例年なら4名程で受付席に陣取るも、今年は僅か2名で役目をこなさなければならず、かなり難儀いたしました。

 皆さん高齢となっており、毎度の事ながら檀家では小生が本日も最年少であった・・・汗

 

ご祈祷

 

 

いつもの事ながら、祈祷を受けられる檀信徒さんもご年配の方々ばかり・・・。

 

 

昼食

 

昼食後はお札配布があり、これもなかなか忙しい場面でもありました。

 

 2月3日は節分、この時は約100名~150名

 2月6日は初大師、遠野市内の壇信徒約500名の入込予定、今年は土曜日ということもあって例年よりは若干多そうです。

 実際にご祈祷を受けられる方々は200名程。

 

 その後、住職さんや副住職さんは海岸方面の釜石、大槌に春祈祷で回られ、約2週間の行程・・・その後は地元遠野での春祈祷となっており我家では3月末頃を予定としている。

 長男の進学や二女の高校入試、そして卒業式と慌ただしい3月でもあり、どうしても3月下旬になってしまいそうである。

 

 

おこげ・・・遠野では「こんび」 

 

ご飯は釜で昔ながらの直火焚きの為、おこげがでる。

 

それに醤油をつけていただく・・・。

 

 

少年時代はなんということはなかったが、今は凄い贅沢な食べ方・・・。

役員檀家の特権でもある・・・・笑

 

そしてお雑煮

 

 

まっ、普通の味噌汁に餅が入っただけですが、これが美味いんですよね。

 

さらに・・・

いつもの役員の方々が欠席ということで、副住職とふたりで日本酒を飲ませられる。

 

盃では小さいといわれ、湯呑に注がれる・・・汗

 

 

あまり飲まなかったが帰宅してから2時間程ダウンしてしまった・・・汗

夕食時には復活いたしました。

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リニューアル図書館にて

2010-01-06 16:40:28 | 遠野

 昨年秋から?リニューアルの為、休館していた図書館、博物館・・・5日に図書館がリニューアルオープンしたということで、早速図書館に行って参りました。

 どこがリニューアルといわれても以前との違いはわからない、外装が変わったかな?

 中も良くはわからないが、とにかく2階の郷土資料室へ・・・・。

 

 

 

 

 郷土資料室も以前とは変わらない、本棚の配置等で以前より狭くなったような・・・さらにまだ資料書籍が完全ではないようで、雑然としているといった印象・・・。

 休館中は、調べたいと思った時に使えないもどかしさと開館したら直ぐあのことを調べてみようとか色々と考えていたが、いざっ、開館となるとあの時の思いとは裏腹で何から調べたら良いのか、何の事を調べたいと思っていたのか・・・ほとんど忘れたといいますか思い出せない・・・汗

 

 とりあえず、思い出したことがあったので・・・・いつもの書籍を探し出して調べ始める。

 

 南部藩参考諸家系図・・・全5巻揃

 

 

 盛岡(南部)藩士の各家系図集で編纂は文久年間(1861~1864)盛岡藩士星川正輔。

 各家で所伝等に任せた内容で年代や南部藩正史との矛盾なども多く散見され、資料的限界があることは否定できないとしながらも、それでも盛岡藩士の3250家余りを掲載した堂々たる内容であるのは間違いない。

 また遠野と関わりある諸氏、すなわち阿曽沼氏遺臣等で南部藩士となって、その後を追うのは今のところ第一の資料であると思っている。

 

 ということで、以前「遠野旧事記」での内容で・・・・

 700石・浜田彦兵衛・南館・・・・浜田氏について少し興味があったが参考諸家系図に掲載されておりました。

 天正18年気仙郡浜田村、浪人となり閉伊郡に潜居 浜田彦兵衛清春

 南部信直公より100石賜る

 慶長年中、南部利直公より大槌城代の任

 寛永4年 700石

 

 

 閉伊郡とあるも遠野とは記されていない。

 浜田村とは現陸前高田

 大槌城代ということであるが慶長年間は大槌孫八郎(政貞)が城主であったと思われるが大槌氏が改易となった元和年間以降か?

 700石の家禄は遠野旧事記とも一致、寛永4年は八戸から八戸直義公が遠野に入部した年であるので、その直前に加増されて遠野を離れたものか?

 松崎町光興寺には浜田姓が多いですが、地元古老の談によると気仙郡の浜から先祖が来たものだろう・・・とご教授いただいたことがあったが、いずれ真意はともかく浜田彦兵衛に関わる何か縁がありそうな雰囲気は感じられる。

 

 こういった事、遠野と縁ある盛岡藩士等も少しずつですが調べて行けたらと思っております。

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初冷麺、初湯っこ2010

2010-01-05 18:00:43 | 湯っこ・鉄道・旅・・・

 今朝の勤務地宮守は雨模様、時折湿った雪に変わるも、また雨に変わる。

 仕事帰り、小峠は雪模様ながらも途中から雨となり、気温も高めの一日であった。

 

 午前中

 昼近くに青空も見えだすも、またもや雨となりそして雪模様の夕方で、これから大荒れとか?

 それにしても小生の住む松崎町は、さほどの積雪ではない、宮守はこの3倍は積もっており、正月の大雪は北上、花巻が中心だったようで花巻に近い宮守が多いのも納得である。

 

 さて・・・・

 東京都内で暮らす長女が正月休みを終えて本日帰るということで新花巻駅まで送って行った。

 年末年始10日間の帰省、時折所在不明となることもあり小生が急遽上京ということもあったが、ここ2年程は盆暮れ正月には帰省するようになり、ちょっと安堵しているところです。

 盛岡冷麺好きの血を継いでいるのか?冷麺好きの長女のリクエストで昼食は花巻大門の盛岡冷麺ということで、今年初の盛岡冷麺をいただく・・・。

 

大門の冷麺

 いつものとおり、辛み別でチョイス・・・個人的にはキムチが絶品だと思う。

 甘いという方々もおられますが、遠野時代から大好きなキムチ・・・ここの冷麺との相性はバッチリだと思います。

 美味い・・・・やはり今年初の冷麺は大門で正解・・・!

 

わざわざ遠野から来たということで・・・

女将さんからコーヒーのサービスをいただく・・・感謝

 大門は遠野が原点、若い頃、よく遠野時代の大門に通いましたからね・・・。

 

 

午後の新幹線で娘は岩手を後にしました。

 

 

 駅はさほどの混雑ではありませんでしたが、新幹線上りでは指定席満席の列車も・・・・まっ、花巻ですと始発の盛岡の次ですから自由席でも座席は確保できますからね。

 

 長女を見送った後は・・・・

 やはり今年初の湯っこ・・・・帰宅途中ということで花巻市の東和温泉

 

 

一応、天然温泉ですからね。

泉質もよくて温まります。

 

まずは2010年、大好きなもの二つの初を堪能しまして満足です。

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3日

2010-01-03 19:16:22 | その他

 正月も3日、明日4日は仕事始め、実質的に正月気分も本日で終わりとなる。

 あっという間も正月三箇日、大晦日夕方から吹雪乱舞となり2日まで続きましたが3日も時折陽が射すも午後から雪降り、風も冷たく寒い今年のお正月といった印象でした。

 本日は嫁さんの実家に家族と共に新年のご挨拶に伺う・・・。

 

 味のよくしみた煮しめをいただく・・・。

 

小一時間ほど居ると義妹家族も合流・・・。

 

その後、ラーメンが食べたいという子供達のリクエストに応えて・・・・

某ラーメン店へ・・・

 

こってり和歌山、もっとこってり和歌山といきたいところですが・・・

健康診断で脂質数値が高値ということで、あっさり和歌山に・・・。

 

相変わらず小生にとってはいい味だ・・・・。

 

 

 

 

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正月二日目

2010-01-02 13:19:44 | 遠野

 お正月も二日、元日に引き続き吹雪模様の遠野となっている。

 そんな中、家族は初売りに盛岡へ出掛け、親父独り留守番をしておりますが、少し久しぶりに遠野郷八幡宮へお参りに行って参りました。

 それと一眼デジ初撮りとなります・・・。

 

やはり郷社、寒いとはいえ参拝客が途切れることはない。

菩提寺の福泉寺もそれなりの人出のようですが、それでも誰も歩いていない時間帯もありますからね。

 

 

 

歴代の遠野郷領主様のご末裔

遠野南部家

 

 

阿曽沼氏

両家とも遠野郷八幡宮との歴史的な縁も深い

 

 ちなみに阿曽沼氏嫡家は慶長5年、当時の当主、阿曽沼広長が気仙落ち後、3度の遠野奪還戦に敗れ、伊達家に庇護され、後に伊達家臣、前沢三沢氏の家臣となりその命脈を伝えております。

 ご子孫は奥州市在

 

 

 久しぶりに家族が揃い、皆で初売りに行こうという嫁さん含め子供達の意向を拒んで独り留守居役となっております。

 外は相変わらず吹雪模様、道路事情も含めて遠出するのが億劫になり、また何を買うでもなく我家の女性陣に付き合い店内を歩き回るのも疲れるし、さらに正月ということで物凄く混み合うところは嫌ですからね。

 でも少し後悔もしております・・・汗

 折角、久しぶりに家族が揃い皆で出掛けるということ、また凍結圧雪路を嫁さんひとりに運転させるということ、このことに気が引ける思いも後から込み上げてくる。

 今となってはどうにもなりませんがね・・・汗

 

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謹賀新年2010

2010-01-01 01:00:20 | その他

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、たいへんお世話になりました。

皆様の今年一年のご多幸をお祈りしております。

 

 

 

大晦日の夜

まずは家族で夕食を終えると、義妹家族が遊びに来る。

 

再び、夕食の残りを酒の肴に飲会がはじまる・・・。

紅白をみる余裕もなく、ひたすら食べて飲んで・・・大汗

いつの間にか福泉寺の除夜の鐘が鳴る・・・「ゴー~ン」

 

しかし・・・・

外は猛吹雪・・・しかも庭の雪掻きをしなければならないほど・・・

家族から吹雪と寒さで初詣に行くことを拒まられ、この罰あたり共と思いながら、ひとり吹雪の中、福泉寺に初詣・・・

 

 

愛宕堂(福泉寺境内)

 

氏神様の愛宕堂を参拝、その後、本堂を参って帰宅する。

流石に昨年同様一人は寂しく、またかなり寒い・・・。

おまけに食べ過ぎで恒例の「はやちね食堂」のラーメンも食べる気がおきず・・・・。

 

福泉寺も天候のせいもあるけど例年の半分もみたない元日の人出のようです。

 

 

元日の午前中

 

今年一番にしたことは自宅庭の除雪

 

まっ、食べ過ぎたこともあり、ちょうどよい運動にはなりました。

 

 

 

 

ラーメンを食べれなかったので昼は蕎麦をいただく。

 

 大荒れの元日、初詣はひとりで行く羽目になり、初っ端からあまり芳しくない一年のはじまりといったところ、折角数年に一度あるかないかの大晦日から三箇日休みなのに、どうもパッとしない・・・。

 まっ、これから徐々に良い方向に向えるようできればと思うところでもあります。

 

 ということで・・・・

 色々と今年の抱負もありますが、本年もどうぞよろしくお願いします。

 当方はいつもながらマイペースで行きたいと思ってます。

 

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