ひとつの趣味としての位置付である城館跡探訪調査、春と晩秋~初冬のふたつのシーズンを主に行っているが、2009秋・冬シーズンは、大晦日からの積雪でいつの間にか終了といったところとなっております。
市内では・・・
赤羽根館、板沢館・・・上郷町
鱒沢館・・・宮守町
松崎館・・・松崎町
臼館、本堂館・中館・・・青笹町
奥友館・・・小友町
市外では・・・
大迫館・・・花巻市
小国館・・・宮古市(旧川井村)
以上10箇所に終わり、新規探訪館は赤羽根館一箇所にとどまりました。
板沢館の階段状平場
小国館(大梵天館)の階段状平場
奥友館の帯廓
大迫館の帯廓
鱒沢館東側空堀
臼館(丑館)二の郭の空堀
松崎館の堀切
城館跡探訪を始めた頃は一日に5箇所前後の山城を探訪しましたし、城館跡探訪仲間と回る際は8箇所という時もあったのですが、最近はシーズン10箇所未満、日に一箇所というペースになっております。
体力的な事もありますし、遠野市内の場合ですと知られるざる館跡と呼称はしつつも、ある程度、名が知れた主たる館跡を一通り探訪したということもあります。
それと遺構等をみて共に感動を分かちあい、現地で色々とその見解等を語り合う仲間が少ない、居ないという点も実はあって楽しみが半減という場面もありますし、歴史分野においてマイナーな路線、そしてさらにローカルな山城という点もあって、興味を示す方々も少ない現実もあります。
しかしながら、素人ながらも忘れ去られ、埋もれた歴史、史跡を少しでも掘り起こすことが必要ではないのか、趣味の範疇で幼稚な内容であっても記録として、資料として少しでも残したいという思いもあって、細々ながらも今後も継続していくつもりでもあります。
春以降はほとんど手つかずの宮守町の館跡も少し探訪してみようと考えているところですが、いずれ今季シーズンは知らぬ間に終了といたします。
松崎館