休みの日は天気が悪く、仕事の日は天気が良いといった事が昨年秋頃から多くあった印象で、今年もしかり・・・しかし、なんとか本日は雲が多少出ていたとはいえ青空もみえ、久しぶりに早池峰山を拝むことができた日でもありました。
さて、1月8日は菩提寺福泉寺の年間最初の行事、行開きが行われました。
福泉寺では元日から1週間、穀断行と称して俗にいう五穀を断つ修行期間でもあり、米、麦類、豆類といった穀物を口にしてはならない。
朝は塩味の粟粥、昼はさつま芋や南瓜、夕食は塩味の蕎麦、そして最終日7日の朝は七草粥を食す習わしとなっている。
我家でも母親と伯母は毎朝お寺通いで粥を毎年食しており、檀家の方々も入れ替わり立ち替わり粟粥を食べに来られている。
流石にこれを1週間続けていた若い副住職には辛い修行だったようですが、それでも体脂肪がかなり落ちるとかで小生のような成人病予備軍には、よろしい内容だったかもしれない。
ちなみに小生は一度しかこの時期にお邪魔して食したことがない・・・汗
行が明けたと8日、主に遠野市外の壇信徒の方々が訪れ、護摩焚祈祷を受けられ、昼食にはお寺さんに供えられた鏡餅を雑煮にして振る舞われました。
下回り役の檀家の皆さん
昔のギャル・・・・笑
若い女性はお寺さんの若奥様
主に盛岡、紫波郡内、花巻の檀信徒さん約70名の賄いの任
小生は親戚の小父さんと二人で受付け、名簿管理の任
地元役員檀家の方々が年々体調不良等で姿がみえなくなる昨今、例年なら4名程で受付席に陣取るも、今年は僅か2名で役目をこなさなければならず、かなり難儀いたしました。
皆さん高齢となっており、毎度の事ながら檀家では小生が本日も最年少であった・・・汗
ご祈祷
いつもの事ながら、祈祷を受けられる檀信徒さんもご年配の方々ばかり・・・。
昼食
昼食後はお札配布があり、これもなかなか忙しい場面でもありました。
2月3日は節分、この時は約100名~150名
2月6日は初大師、遠野市内の壇信徒約500名の入込予定、今年は土曜日ということもあって例年よりは若干多そうです。
実際にご祈祷を受けられる方々は200名程。
その後、住職さんや副住職さんは海岸方面の釜石、大槌に春祈祷で回られ、約2週間の行程・・・その後は地元遠野での春祈祷となっており我家では3月末頃を予定としている。
長男の進学や二女の高校入試、そして卒業式と慌ただしい3月でもあり、どうしても3月下旬になってしまいそうである。
おこげ・・・遠野では「こんび」
ご飯は釜で昔ながらの直火焚きの為、おこげがでる。
それに醤油をつけていただく・・・。
少年時代はなんということはなかったが、今は凄い贅沢な食べ方・・・。
役員檀家の特権でもある・・・・笑
そしてお雑煮
まっ、普通の味噌汁に餅が入っただけですが、これが美味いんですよね。
さらに・・・
いつもの役員の方々が欠席ということで、副住職とふたりで日本酒を飲ませられる。
盃では小さいといわれ、湯呑に注がれる・・・汗
あまり飲まなかったが帰宅してから2時間程ダウンしてしまった・・・汗
夕食時には復活いたしました。