「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

釣りキチ三平の郷

2009-05-09 19:11:45 | 思いで
 本日も晴天也・・・世間一般でいうゴールデンウィークは終わりましたが、当直を終えて帰宅しますと嫁さんが休みというこで、連休期間中は何処へも行けなかったこともあり、急遽、何処かへ出かけてみるか?ということで、数日前に何かのテレビ番組でチラッと観た記憶を元に西の方角へ一路車を走らせました。


カマーと共に・・・。






 さらに西へ・・・・
 奥羽山脈を越えて陸奥国から出羽国へ・・・・。




 でっ、目的地到着・・・。




 
 此処です・・・笑




 秋田県横手市にある「まんが美術館」






 入場料、大人一人1千円前後を覚悟するも、なんと入場無料・・・・驚・・・今時、凄いことだと感心せずにはいられませんでした・・・喜






 さて、横手市増田(旧平鹿郡増田町)は、漫画家 矢口高雄先生の故郷ということで、矢口先生の代表作「釣りキチ三平」がメイン的なイメージキャラとなっているようです。

 釣りキチ三平は少年時代の矢口先生が釣り好きだったそうで云わばモデルといっても過言ではないキャラですが、そういった意味では「釣りキチ三平」すなわち主人公の三平三平(みひらさんぺい)少年の故郷ということになります。

 1973~1983までの10年間、「週刊少年マガジン」「月刊少年マガジン」で連載され、人気漫画のひとつになり、後にテレビアニメ化されたり近年は実写版の映画にもなり、未だに根強い人気を誇っている。


 小生は漫画そのものを購読してはおりませんでしたが、床屋(理容店)さんに行くと週刊少年○○○といった雑誌が必ず置いてあって、まとめて読んておりましたし、この釣りキチ三平だけは単行本で10冊程買って持っておりました。
 少年の頃、渓流釣りが大好きで釣りキチ三平がひとつの釣り参考書みたいな存在であったこと、今も忘れておりません。
 
 小生が高校生の頃の話しでもあります・・・汗





 まんが美術館そのものはこじんまりとしたコーナーといった感じですが、地元のご出身、矢口高雄先生のコーナーを皮切りに、国内漫画家の先生達・・・手塚治虫、千葉てつや、水木しげる・・・等・・・巨匠の方々を含む先生方の紹介と一部作品が展示されております。

 結構見応えがあり、各作品の単行本も置かれ、静かに読むこともできるようです。

 いずれ漫画ファンにはたまらない施設かと思います。






 施設内で見つけた遠野・・・・笑





 ただ固いだけの遠野物語発刊100周年を知らせるポスターでは味気ないと思ってましたが、水木しげる先生の漫画が入ったポスターもあったとは・・・遠野市の担当もなかなかやりますな・・・笑



 折角秋田県横手に来たということで、昼食は・・・横手名物「横手やきそば」をいただく・・・。

 どのお店が美味しいとか、事前調べは未実施ながらも街中の食堂の方がいい味だしているのではないのか?・・・と考え、駐車スペースがあるとあるお店へ入店してみました。








 名物だけあって確かに遠野辺りで食べる焼きそばよりはなかなかいい味でもありました。
 ソースが違うのかな?・・・まずまずな内容ということで、少し満足といったところです。



 帰りは、湯田の峠山?・・・いつも秋田道を走行する際は立ち寄る「錦秋湖SA」でしばし休憩・・・。
 小生一人のみ、温泉を堪能する・・・汗




 出羽国横手(秋田県横手市)といっても高速道を使えば遠野から2時間弱で到着いたしますし、近くには温泉もあって、まんが美術館でも観て、やきそば食べて、温泉に入って・・・こんな一日を過ごすのもよいかもしれませんよ。

 秋田ふるさと村もありますし、歴史好きには「横手城」や「後三年の役」関連史跡もありますしね・・・・。
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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も~ (はぎの)
2009-05-10 01:14:00
あらら~私達も3日に行って来ました、盛岡から1000円で
「まんが美術館」あったのは知りませんでした残念
記事の最後にありました「横手城」と後三年の「金沢資料館」と合戦場跡・三連の橋等回って来ました
絵巻等見ながら源義家って本当は酷い人だったんだね~と・・・
陸奥の国にとっては侵略者だったのでは?なあんて感想
歴史はそれぞれの立場から見ると正反対になっりするものですね
その後角館に回り武家屋敷を少し見て盛岡へ帰りました

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なつかしい (about)
2009-05-10 01:33:40
お晩です。
釣りキチ三平は漫画ではなくアニメを見てました。日曜の朝だったかなぁ、たしか。
釣りは川ではなく海で岸壁からの釣りが小さい頃の思い出。成人してからは友人とたまに行ってましたが近年は全く行ってません。時間つぶしにはちょうどいいんですよね、釣りって。
釣果はどうでもいいんですよ、私も友人も釣った魚は食わないので、時間がつぶれれば良いんですw
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追伸 (はぎの 2)
2009-05-10 01:53:18
ひろゆさんチにてお声をかけて頂きながら、遅くなりました
え~っと 私は1人で山門から歩きましたので福泉寺さんにて入山料?をお納めしたのは夫でしたから
ご母堂様に直接お会いできなかったので残念です!
4時頃だったので 大急ぎで拝観して回りました。
関東平野は坂道が少ないので、坂道がきつかったです、私は元気でしたが 
デブの夫はヒーヒー言ってました (;´)Д(`)ゝ”ww
遠野ブロガーの皆様のブログをこっそりマガッテみてましたので
へ~これがあれね~ふむふむニャる程と拝見して回りました
姪が家庭の事情等で婚期が随分遅れてしまってるので「縁結び」をしっかりお願いしてきました
とらねこ様のほうからも宜しくお伝え下さいませ~ (〃 ̄ー ̄〃)

遠野の地名?には実家の方とよく似た名称が多く不思議に思っております
先日の佐比内の記事とか水分の獅子踊りとかも興味深く拝見いたしております
水分神社の水 私にはどんな水よりしっくりします、帰郷の際は必ずタンクに汲んでまいります
志和の武田家の館長さんは多分 恩師であります
長々と失礼いたしました


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おおおー!こ、KOREHA! (たみゃちょ)
2009-05-10 08:02:16
アキタ・・・暫く行ってないです。
桜の角館はメッチャ混んでいたっけ・・・
釣りキチ三平の本名がさんぺーさんぺー(笑 だったのは知りませんでした。
近々、切手も販売されるようです。とはいえ、少年漫画雑誌関わりのヤツですが。

・・・・で、いっちばん目を引いたモノ。
遠野物語百周年のポスタァ!!!!!!
ほ、ほすいー! ・・・いや、けつしてねだっている訳では・・・笑
あのお方が描くオンニャノコは・・・・プッ。
でも、本気で人物描くとスッゴク!上手!なんですよぅ!
「水木しげるの妖怪辞典」の挿絵は、私にとっては感動モノです。
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秋田!!! (あひる)
2009-05-10 15:47:43
おぉぉぉ~!
行ってきたんですね。秋田!!

横手焼きそばに~錦秋湖のお風呂!!
私も先日行ったばかりなのでなんかすごく
うれしいです。(なんで?笑)
横手やきそばの感想が・・その通り!
とよくわかりました!

まんが美術館なんてあったのですね~?
私も行けば良かったな・・・。
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三平というと (残さん)
2009-05-10 20:21:29
四戸三平先生と林家三平師匠と大物揃い。横手やきそば(自称顧問の大手居酒屋が商品化するほど)有名です。両師匠に因んで「本当にうまくてドーモすいません」
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バイブル (座敷親父)
2009-05-11 00:41:23
私も「釣りキチ三平」は、餓鬼の頃から釣りのバイブルでしたよ~。
釣りが好きになったのも「釣りキチ三平」を読んだからです。
今でも手元に置いており、時折思い出したように読んでおりまする。
あ~、時間があれば私も行きたい「まんが美術館」、食いて~「横手やきそば」
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名物にうまいもの… (女王様)
2009-05-11 09:17:13
ということで「やきそば」食べたいと思いながらも、まだ挑戦いていません。横手の隣は産まれ故郷です。そう、実は秋田○○なんです…エヘッ!漫画コーナーに、岩手県出身の「吉田戦車」大先生の本はありませんでしたか!?いずれ釣り好きにはたまらない場所ですので、おでかけしてみま~す!
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潮風 (とらねこ)
2009-05-11 09:36:05
aboutさん
社会人となってから海釣りに興じましたが、やはり防波堤で投げ釣りをしながら、のんびり潮風を感じ、週刊誌やらスポーツ新聞をじっくり読むということをしておりました・・・笑
釣れても釣れなくても、あののんびりとしたまったりとした時間が好きでした。
aboutさんの至近の川はヤマメや岩魚の宝庫だったはず、是非に淡水釣りも経験されてください。
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はぎのさん (とらねこ)
2009-05-11 09:44:59
はぎのさん
岩手の旅、ご苦労さまでした。
金沢の柵、後三年合戦の史跡ということ、近くにも歴史公園風のところもありますしね。

八幡太郎義家、出羽では殺戮等、ひどい行いだったようですが、陸奥の国、すなわち岩手県の方では前九年合戦等の足跡で伝説的に語られるヒーローみたいな内容も伝えられますね。
遠野でも義家伝説が残されております。

さて福泉寺・・・
ちょっとした運動になったものと思います。
母親は大観音堂の受付、お守りを売っているところにおります。
次回お越しの際は声掛けをしてみてください。
何かお土産をいただけるかもしれませんよ。

武田家住宅とはラフランス温泉の近くですよね・・・?
地名に関してはアイヌ語からきているという説もあって、何処の地域にも同名の地名が多いのも事実ですが、紫波の佐比内は遠野領ですから、遠野との縁深い土地といえそうですね。
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