ネオニコチノイドから蓮華

今日のクローズアップ現代は、大変興味深いものでした。

数年前ドイツが原発廃止の決断をしたとのニュースに驚きましたが、更に少し前のイギリス議会のシリアへの軍事攻撃反対決議とそれに従う政府の姿勢にも驚きました。
いずれも、今の日本では考えられない事です。

更に、今日のクローズアップ現代では、ミツバチの大量死に関連して、原因が可能性の段階でＥＵはネオニコチノイド系農薬の規制を決定したとの事。
これに対する日本政府の立場は想像通りでしたが、その後で、日本的な対応が紹介されていて救われました。

長崎だったか、養蜂業者、稲作農家（農薬使用者）、野菜栽培農家（蜜蜂受粉）の協議によりネオニコチノイド系農薬制限の方向に進んでいるとか。
そして、農薬使用を制限した稲作農家に対して養蜂業者から蓮華の種（無農薬栽培に有効とされ、蜜源になる）が渡されていました。
これが、日本的民主主義かなぁ。

登城

朝夕が過ごし易くなってきました。
と言うことで、昨日、久し振りに登城散歩に出かけました。

日の出もだいぶ遅くなっていて、明るくなり始めるのは５時半頃です。
曇天で、ムシッとする空気でした。
速くなり過ぎないように、姿勢を意識しながら歩きます。

古町口から木々の中の坂道を登りながら、つらつらと、取りとめの無い事が浮かんできます。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。・・」
それでも笑ってしまえば、人の世も面白いものだ・・。

乾門から天守方向を望みます。

（13/09/11撮影）

頂上広場では、コブシ（辛夷）が赤味を帯びていました。


帰り道、洋服を着たイタチのペットを連れて散歩しているご婦人を見かけて・・、時代だなぁ。

さて、ある程度歩けるようにして・・、紅葉の石鎚へのお誘いに対応出来るようにしておかなければ。