刃研ぎ

草刈にかける（かけた）時間は、大変なものです。
爺さんの時代は手鎌だったことを考えると・・、もし、刈払い機が無ければ・・。

刃物を使う作業は、切れ味で決まります。
板さんの包丁、大工さんの鉋と比べると申し訳ないですが、草刈刃も燃料タンクが空になる度に交換します。
そして、鈍った刃が溜まると、まとめて研ぎます。

（13/09/10撮影）

以前作業事故があってこの手の刃は「使用してはいけない」となっていたように思いますが、今は普通に入手できます。
刃の重さ、刃砥ぎのしやすさから通常の草刈ではこの手の刃を使う事が多いですが、場所（藪など）によってはチップソータイプを使います。

昔、「炎立つ」のドラマで、敗軍の将の首を刃こぼれした刀で落とすシーンがあったように記憶していますが、
作業中に出会ったマムシも、切れ味のいい刃でスパッとやられる方がいいだろうなどと・・。