経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

妄想

2012年01月12日 | Weblog
新品5000円が、修理で50000円、
なぜこうしたことが、まかり通れるのか。

あれこれ、考えてみました。
その妄想の中の1つ。

こうした場合のハードデスクは、人質。
新規の空のハードデスクがいかに安くとも、
そこにユーザーの「ソフト」が入っていると、
おいそれと新しいものに、というわけにはいかない。

ユーザーは修理代が高くてもユーザーはまず断らない。
事実そうです。
私の場合約30年分の仕事が、すべてではないが、
その外付けに入れている。
その中に何が入っているかがわからない。
だからこそ変わりがきかないのですから。

これは、つまり価格競合性がないということです。
ここへ着眼した確信犯といえば言い過ぎですか。

ところで、その中間に入っている会社の1つは、
メーカーのデリバリー会社で、旧財閥系著名商社の子会社。
その定款、業務歴をみても、たかが500ギガのハードデスクが、
お世話になるようなところではない「名門」様なのです。


「おや?」と思ったことは、ある程度納得がいくまで
調べてみたくなる、この癖と、暇人であるからこそ、
おおよそながらでも、こうしたことを調べ、知ることができる。

まず一般の消費者はできてもやらない。
時間をくってばからしいことですから。


以下はさらなる私の仮説、妄想、あれこれ。


上に中に、これまでの仕事が入っているから、人質に、
と書きましたが、もう一つ。こうした仮説も考えられます。

「そんなに高ければ、新品買った方がいいい」、とおもわれるでしょう。
それが、彼らの狙い。戦略ではなかろうかと。

修理は、手間暇がかかること、個別的で合理化ができづらいこと。
後ろ向きのこと。こうしたところへ金をかけたくはない。

そのためにはユーザーにとって修理代は高くつき、面倒なこと、
という意識を浸透させることが必要です。

私が、彼らの立場であればそう考えるかも