経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

骨の髄まで

2007年11月14日 | Weblog
 グーグルのサービスを使って、「売れて儲かるシクミ研究会」ON WEB を介し始めた。
 
 なにも、これまでの私の考え、もてるもの全面情報公開にブレーキをかけるのではない。何度も書いているが、不特定多数に一方的に流す、やり方は、これからも続けていく。

 それにもうひとつ加えて、会員登録した人と相互に何かを作り上げていくやり方をやってく場を作ったと言うことだ。会員になるのに、「無料」が胡散臭いと思われる人がおられたら、参加を見合わせて欲しい。私は、私を知る人なら、ころんでも只では起きないことをご存じのはずだからだ。会員の、パソコン用のIDを通じて、個別対応、対面、交流接点をもち、私の足りないこと、知らないこと、誤り、能力不足などをカバーしていただこうという、私なりの魂胆がある。

 これが有料以上の、私の「売れて儲かること」なのだ。そのシクミを、お互い研鑽して、確固たるものにしていこう、というのが、この会の狙いで、私の夢実現の一端なのである。http://jatsudon.in.coocan.jp/
 
 昨晩、グーグルのサービスを使って、「売れて儲かるシクミ研究会」ON WEB から、タノメールのベーター版2号を、すでに入会していただいた皆さんに配信した。

 以下、その一部。
                       *
 約束の時間より、早く着いたので、時間調整もあり、外回りを写真を撮っていたら、工場の方から、大柄な作業服の人が、こちらに近づいてくる。

 挨拶もしないで、この人は、いきなり竹炭について話始め、私たちをどんどん促して、熱っぽく話ながら、次々作業場を案内する。これまで見たことのない作業場、工場である。汚いといえばきたない。荒れていると言ったら荒れている。これまで見たこともない奇怪な機械が、工程など世にナシ、関係なしといった感じで、無造作に並んでいる。それもすべて廃品回収から拾ってきたようなオンボロの機械である。それらが、建物の中ではなく、外に、ぽつぽつと捨ててある、といった感じである。
 異様としか言いようがない。
 
 最初は、酷いところを訪問したもんだ、と思って3人で顔を見合わせた。
 
(中略)

 扱っているのは竹だけ。日本一の竹の生産地 鹿児島は、日本一の竹による公害被害県でもある。鹿児島県が、本年度からかなりの予算を割いて、このやっかいもの竹を処理し、活用する事業に取り組んでいるが、当社は、この厄介者を、捌くことを10年も前からやっている。やっかいものを退治し、感謝され、それも、竹の骨から、随までしゃぶり、当社は太る。
 帰りの車の中で、私は、竹のことではなく経営ってこんなことか、と考え込んでしまった。