経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

ジャッドン、新幹線の中を奔る!

2007年11月03日 | Weblog
中小企業の経営指導を始めて25年を経ました。

 博多から、薩摩川内へ帰る列車の中で、ふと考えました。実は、読誦をするつもりで鞄に入れていた数冊の本を、熊本・あさぎり町での仕事を終え、事務所に朝帰りし、鞄を取り替えたとき、積み残したので、手元に読むものを持っていなかった。
 ですから、ただただ窓の外を眺めているしかなかったのです。

 何という幸運なんだろう、と思いました。昨夜、1時過ぎまでのアルコールで麻痺した頭であったことも幸いしたのかもしれません。

 これまで、HPやブログ、メルマガを通じて、自分の持っているものを全公開してきました。それでいい、と思ってそうしたのですが、ここ数年、マンネリズムなのでしょうか、なにか欠けている、といった一種のやるせなさを覚えていました。

それが、何なのか。わかったのです。このやり方、あり方は、その実、知っている人にまで、相手が見えない、という設定なのです。かりに私のごく親しいOさんやKさんが、HPを見てくれていたとしても、私にはわからない。ブログもそう。メルマガは、大多数を手ヱ内で送信していますが、マグマグを通している人の顔は、私にはわからない。
 こうした公開の最大の問題は、相手の顔が見えないことだ。俳優は、舞台なら芝居を見ている観客が見える。これがDVDはみえない。この違いは、図りきれないほどの大きな違いがある。

無料で公開の原則は貫き、不特定多数を、特定(できれば多数だが、最初は少数か、中数でいい)、すなわち、相手の方が、みえるやり方に近づけるようにしょう。一方的から、皆さん方とのコミュニケーションがとれる形。異業種交流会、工業倶楽部、商工会、みなそうじゃないか。もちろん、インターネットの世界でも、それに近い「フォーラム」の存在があり、多くの方が参加している(私は、個人的なある思いがあり、参加も主宰もしたことはないが)。

 よし、これにたいして、チャレンジしてみよう。自分なりのものを構築してみよう。私は、新幹線の中で、走り始めていました。

 帰宅して早速自分のHPのTOPに、企画を書きました。
 「中小企業を経営革新するノウハウ研究とその公開」として、
 「売れて儲かるシクミ研究会」をスタートします。・・・・・・・・・
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 走りながら、完成していけばいい。足りないところは、皆さんが足して下さるだろう。それぞれが、自分の得意分野で、私の足りないところを諭してもらうこと,教えてもらうことで、私にも大きな役得がある。無料でも、お釣りが出る。 

会員だけのブログも作る。タノメールも復活させる。会員といえば公開の原則を破るようだが、会員には誰でもなれるのだから、実は公開と変わらない。違うのは匿名参加が出来ないだけだ。この匿名のアブログアラシに、煩わされていたから一石二鳥。

 とはいえ、時には、このアラシの文を見るのも社会勉強になるから、別のブログを残しておく。12月15日をスタートとし、それまでおおむね構想を試行錯誤したい。第一、会員さんがいなくてはどうにもならぬ。
 
 創業したしたての、わくわく感で、朝我がホームページを覗き、次にめーるを開く。10時間経過。ただいまゼロ会員。
  http://jatsudon.in.coocan.jp/