経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

「売れシク研」について

2007年11月04日 | Weblog
 売れて儲かるシクミ研究会の立ち上げを、昨日HPにアップした。
 
 予想通りというか、確信していたというか、会員第一号は、高松の尾碕雅裕さんである。 彼は、脳力開発の同志であり、高松タノウエ脳力経営塾を永く主宰して下さった恩人でもある。
さっそく、第一号の「タノメール」をお送りした。

 このタノメールは、ほんの時折、きままに、成功した販促事例などを、ごく親しい方々へ、かってにお送りしていたものだが、これをさらに充実しA-4用紙 1Pぐらいで、売れて儲かるシクミ研究会の会員に、月1,定期的にお送りしていこうと思っている。

 入会は、当方から勧めない。誰に入って欲しい、あなた是非、などといった勧誘など一切しない。、HPに記載要件を満たした方で 入りたい方が入っていただければいいし、退会も自由だ。

 会員の持っている個々の売れて儲かる考えや、ノウハウ、技法などをそれぞれ出しあうことにしても各人の自由だ。多く出せば、多く入る。少し出せば、少しいる。出さねば、入ってこない。これすなわち死。自然の摂理を念頭に会員の自由意志だ。

 会員の持っている個々の売れて儲かる考えや、ノウハウ、技法などをそれぞれ出しあって、会員の企業に、実際に売れて儲かるシクミを考えることで、私の心づもりでは、年130%あたりの増収増益。これぐらいを楽しみに、楽しく研究していきたい、と考えている。
 
 すこし、種明かしと理論背景を添えておくと、自分だけ良い思いしよう、自分の企業だけ伸びればいい、自分だけ良ければいい、・・・、といった考えは、とりわけ中小企業にとっては、畢竟、破滅の道、地獄道だ、というのが私の脳力開発と経営革新の実践専門家としての経験から得た結論。これが根拠になっている。
 
 ならば、相手、仲間に良い思いをしてもらおう、みんなの企業が、伸びることを考えよう。自分だけでは、生きられない、・・・、といった考えで、会員の共同作業で売れて儲かるシクミを作っていこう、というのが、この会の発足動機と狙いなのだ。

 家を造るのに、おおよそ28の工程があり、それをたとえば、大工、電気屋、左官、畳屋、建具屋、水道屋、いったようにそれぞれ得意分野、専門分野の人が分担して、良い家を作り上げる。これをみると、この世は、「この俺だけが、この俺が・・・」といった生き方にはそぐわないように出来ているのである。これがこの会がうまくいくという私なりの革新である。

 だが、だからといって「助け合い」は、個人的な気分の問題だろうが、好きになれない。 周囲を暖かくすることで、自分が暖かくなる。周囲を盛り上げることで、自分の存在感を高くし得るのではないか。人は、それぞれの自尊心を高めることで、より成長するのではないか。世に役に立つ存在でおられるのではないか。
 そうした思いが、この会への私自身の期待である。