経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

「対」の想い出

2005年12月23日 | Weblog
 小学3年の頃、夏休みの1月を山・田舎の母方のジジのところですごした。ジジがメジロを2匹、採ってきてくれた〔今は禁止されている)。一日中、眺めて過ごした。翌年の夏ジジのところへいったら、5羽になっていた。「どうして?また捕まえてきたんか」。じじは「つがいだから、増えたのじゃ」といった。「つがい、なんでふえるん?」。 辞書を持たない私は、村の図書館にいって、気になっていることを調べた。対(つい」という言葉の出会いであった。
 
対立は、わたしが弱虫だったから嫌いな言葉になった。「しじょう」と「ぼくじょう」は管理のイメージがあるから、すきでない。もう一つの掲示板を「羊たちの市場〔まきば)」と改名した。私は、市場(しじょう)は好まない。「いちば」が好きだ。牧場(ぼくじょう)もいやだ。「まきば」がいい。対(たい)は大嫌いだ。「ツイ」が好きだ。

 ちなみに、対(たい)の関係は、Vという字を逆さまにしたものでイメージすると、わかりやすいが、片方が無いと、もう片方も倒れる。つまりどっちでもいい。引けば成立しないと言うことだ。だが相手が引区か引かぬかは、相手の意思決定だから、自分の意思決定で簡単にできる、「自ら引く」を、私はやる。

 3年後の夏、10羽にもなっているであろうメジロ達を見たさに、父母より先にジジのとこへ。
 メジロはいなかった。ババが金持ちになるようにと金蔵と名付けたバカ猫が、ひもじさにガマンできずに食っちゃった。
 ババと金蔵は、この夏中、私から嫌われ、追われる羽目になった。こうして私は、また嫌いなものが2ツ増えた。猫とババだ。