経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

不思議なぐらい、活き活き

2005年12月13日 | Weblog
 会社の倒産や不振には傾向的偏りが見られる。またその偏りとは、不動産過剰杜、非流動性会社、借金会社である。
 当たり前じゃない、と言わずに聞いていただきたい。
 
 血液サラサラという言葉がある。それだけ血液の流れが鈍化しして、血栓や瘤ができるという人が多いから、こうした言葉を吐くわけだ。
 会社の場合も同じ。
 だから経営者の仕事として、企業の状態を流動化することである。そのシクミをつくることである。指標としては、設備の生産性、キャッシュやモノの回転率をあげ、ROCE(総資本利益率)をあげる経営をめざすこと。
 
 また B/Sは縦(行数)を短く、小さくすることにつきる。LPは消費者に関係ある費目とそうでない費目と2つに分け、前者の比率を限りなく高くしていくこと。つまり短く、単純、そして売上貢献度の高い決算書をめざすことである。
 例えば、資産を小さくするにはどうするか。議論や会議で減るわけではな
い。ダイエットの本をいくら読んでもダイエットは不可能である。町を歩くこ
とだ。行動することだ。 動けば,喉もかわいてドリンク飲みたくもなろう。
そうすれば金が動く。社員の動き、決済、あらゆるものを鈍化させない。
 
 こうしたことを3月も、徹底してごらんなさいな。
 不思議なぐらい、活き活きしてくるから。
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