赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『ぼくたちはまだ出逢っていない』

2022-12-16 09:19:52 | その他

1月の読書会の課題本をひとあし先に読みました。これがすばらしかった。

表紙に金色のななめの線がはいっていますが、これが金つぎの線をあらわしています。三人のかけらを金つぎでつなぎあわせることをあらわしていて、この装丁、いいですね。

京都の町を舞台に、漆とか金つぎとか、日本の伝統芸術にひきつけられて、居場所を見つけていく中学生の物語。

最初、金つぎなんて、中学生にわかるように書けるのかなっと思ったけど、さすがベテランの八束澄子さん、やってのけました。

きっと作者自身が金つぎや漆器や漆に魅せられたのでしょう。しっかり取材されて作品にとけこませています。

おすすめです。

 

さて、昨日は地元の友だちと、新丸ビルのレストランにいって早めのクリスマスパーティ。

毎年、見に行っているクリスマスツリー、今年も見ました。

丸ビルがこれ

ユーミンがイメージされているそうです。

そして、キッテがこれ

美しかったですよ。ただ、去年よりツリーが小さめな気もしました。

いろいろ物価高騰のせいでしょうか。

 


『ちはやふる』完結

2022-12-13 10:08:18 | その他

わたしの心の漫画、『ちはやふる』の50巻が発売されるそうです。

新聞一面広告がこれ

写真がへたですみません。でも、なぜ、この広告、ひょろくんなの? ちはやじゃないの?

わたしはまだ、49巻も読んでなくて、50巻がでたら一気に読もうと思ってました。

いざ、本屋へ。

また、読んだら感想を書きます。っていうか、きっと書きたくなるでしょう。

 

この前のわたしのブログの訂正。

大学生ビブリオバトルのゲストは浅田次郎さんに今村翔吾さんだそうです。すごいゲスト。

ただ、遠いんだよなー。会場がうちから。

 


八王子のビブリオバトルにいってきました。

2022-12-11 18:01:25 | その他

八王子でやったビブリオバトルにいってきました。

画像はオンラインで参加の粕谷さんです。

本好きだちのあつまり、なかなか刺激的な本があつまりました。

たとえば、チャンプピオンたちのバトルでは

なかなかディーブは本もあります。

わたしが気になったのは、『統合失調症の一族』

これ、ノンフィクションだというのにおどろき。12人兄弟のうち、半分が精神になんだかの病気をかかえたらしいです。

すさまじすぎる人生が描かれているらしい・・・。ただ、値段が高いなー。

また、楽しいものでは、こんな作品もありました

猫にさわると猫になる世界をかいた漫画作品。とにかく猫がかわいいらしいので、猫好きにおすすめらしいです。

ギャクかと思うとまじめな部分もあるそうで、つかみどころがなさそうなところが魅力。読んでみようと思いました。

 

わたしが紹介した本も、チャンプ本にしていただきました。思いがけないことで、うれしかった==。

紹介したのは、樫崎茜さんの新刊です。『手で見るぼくの世界は』

紹介しやすい内容だと思って、今回とりあげました。それがよかったのかも。

でも、わたしはこの集まりでは初参加だったので、おまけしてもらえたのかもしれません。

 

ビブリオバトルの情報といえば、

今年はビブリオバトルの大学生大会はリアルでおこなわれるようで、今、観覧者を募集しているそうです。

ゲストは浅田次郎さんということ。開催はクリスマスの日。クリスマス決戦なんですね。

大学生大会はとても聞き応えがあるのですが、今年はどうしよう・・・。仕事はあるからなー。

でも、気にはなります。

また、八重洲ブックセンターが3月で一度閉めるという話も聞きました。再開発のためということで、新しいビルができたら、そこに入るそうです。

わたしの気持ちでは、もう、東京駅のまわりに新しいビルはいらないのですが、そうもいかないんですね。

いつまでも東京は工事が続いて、新しいビルがたっていくんですね。

とにかく本好きたちの話は聞いていて、楽しかったです。また、機会があったら行きたいです。

 

 


明日はビブリオバトルに参加します

2022-12-09 16:48:36 | その他

コロナ化になって、ビブリオバトルは少し下火になってきました。

でも、ここにきてまた活発になってきています。知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト (bibliobattle.jp)

どちらかというと関西方面で活発だとか。

年末には大学生大会があるし、来年は高校生大会もあるのかな?

なんで急にこんな事を書くかといえば、明日、ビブリオバトルにひさびさいってきます。

ビブリオバトルの普及委員などうまい方ばかりのところにいくので、ドキドキ。

でも、刺激をうけないと、ものがたりの発想もどこかにぶくなってしまうので、思い切って街にでようと思います。

また、どんな会だったかは、明日以降、報告しますね。

日曜日は、法事があったりと、十二月になってから外にでることが多くなっています。

もう、十二月も三分の一、すぎました。早いですね。気持ちはまた10月くらいの感じなのに・・・。

あさっては、理事会もあります。


桜花会、句集

2022-12-07 10:16:29 | その他

先日、カワセミ句会は桜花会と合同でした。そこで、桜花会の句集をいただきました。

桜花会、なかなかユニークなメンバーです。木村研さん、後藤耕さん、しめのゆきさんのほか、イラストレーターや落語家さんもいるようです。

毎月、オンラインで句会をしているという熱心さ。

そのせいか、かなりいい句がそろってます。

わたしが好きだった句は、

やわらかに歪む鶯餅と空

入学の白き上靴名は黒く

俳句を詠んだりつくったりしていると、亡き佐藤さとるさんや長崎源之助さんも句会をしていたことを思いだします。

作家っていつまでも言葉遊びをしたいものですよね。

 

さて、話は変わって、今期のドラマ。

わたしがおもしろく見ているのは『エルピス』。主演は長澤まさみさんです。

えん罪をまっこうからとらえて、社会の闇をえがいています。その闇が、テレビの放映のありかた、アナウンサーの立場までおよんでいるから、すごい。

脚本家の渡辺あやさん、カッコいいなー。これからもこういう社会派だけど、堅くなりすぎない、キャラのたったドラマをつくってほしい。

ほんと、注目ですしょ。役者もみんなひとくせもあって、熱演です。フジテレビです。