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JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

FT8のWater Fall

2018-06-07 14:34:36 | FT8
 このイメージは6mにおいて、ローカル局がCQを出してるときのFT8のWater Fallです。

 基本波は左のものです。中は基本波の2倍のところに帯域幅も2倍で、右は
基本波の3倍で帯域幅も3倍で現れております。
 HFの強い信号を受信しているときもよく経験する帯域が倍でFT8の8個の信号が分かれて
見えるWater Fallです。

 さてこれらの信号は、本当に2倍、3倍のハーモニックスを伴っているのか、
 はたまた受信側で勝手に造る出しているのか。これが問題です。
 6mでもBYやBVの局が1000Hz以下の低い周波数でCQを出している強い信号のとき、
もちろんJAの局で強い信号で、HFでもしばしば見かける現象です。
 
 私は受信時AGCをOFFにしておりました。
 そこでこの多くは2倍の帯域のWater Fallを見かけたときにAGCをONにすると
消えるのです。
 ということは受信機側で作り出しているイメージ混信がWater Fallとして現れていると
思えます。

 送信するときこのような高調波がSSBのフィルターで取りきれない1000Hz以下で
CQは出さないようにしようということを聞きますが、ALCを流さないように注意すれば
高調波は出ないという確信もありません。


 最近はあまり経験しなくなりましたが、同じ局が2つ、3つ並んでDecodeされる
ことがありますが、これも多くの場合受信機側で混変調を起こしている場合が
多いようです。多くの場合、電源周波数に2倍3倍の間隔でコールサインが並びます。
 このときもAGCをONにすると消えるようです。
 しかしAGCをONにすると、Decodeする局数が少なくなります。このあたりは
悩ましいところです。

 FT5000はDSPは使われていますが、旧来のスーパーヘテロダインです。
 MIX部がありますから、混変調は避けて通れませんが、いまはやりのSDRだと
MIX部がありませんから、このようなことは起きないのでしょうか。
 いちどSDR受信機でFT8を受信してみて確かめる必要がありそうです。
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