JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

6mFT8の見える、見えない

2019-05-24 10:02:27 | 6m
 昨日JA4DND松浦さんとメイルのやり取りをしました。
 そのなかで松浦さん曰く
  ミミが悪いのか 地域性なのかわかりませんが
  とにかく ひと様 のQSO 相手がみえません。。
   ストレスです (^_-)-☆

 松浦さんといえばFBニュースの4月号に紹介されておりましたように山の上に6mは
13エレの八木、最近はアンテナ直下にIC-7610を設置してLANケーブルでシャックと繋げ
たと紹介されていました。
もう相当前のことですが、ミーティングが松江であったとき、松浦さんの設備を拝見
したことがあり、そこときすぐ側の小高い山の上のアンテナを遠望したのでした。

 その彼の設備で、こんな言葉が出るとは。

 ことほど左様に6mの特に微弱電波のFT8の見え方は地域性が顕著に現れる感じです。
 同じ市内でもロケーションによるのか、見える局と見えない局が生じます。

 思うに6mのSSBやCWで交信していた当時の信号はFT8に比べれば相当強くきていたの
で、そこそこのアンテナであればそれほどの差はなかったのでしょうが、さらに一段も
二段も弱い信号のFT8ではもちろんアンテナの差、ロケーションの優劣もあるでしょう
が、電離層で反射された電波が何処のアンテナに落ちてくるのかの差が大きいのでしょう。
 さらに入感状態の持続時間の短さ、逃げ足の速さも感じます。
 このあたりの運のよさ、悪さもあるのがむしろFT8のおもしろさなのかもしれません。

 昨夕もEUの電波が見えないとこぼしましたが、そのあと0949UTCに突然SV9CVYの
CQが飛び込んできました。昨年交信できておりますが、今年の本格的なEU局です。
 コールするとすぐに応答があり、無事交信できました。
 はじめのEUからの第一波が通り過ぎて、かなり時間も過ぎておりましたが、突然
見えてくるのですから面白いものです。
 昔から6mはいつ開けるか判らないから、ワッチが大変だといわれてきました。
 これまで知らなかった微弱信号の世界は、いってみればニューワールドです。
 皆が未経験の世界です。ローカルでも10エレ、13エレとアンテナも大型化しており
未知の世界にアンテナを向けて腕まくりして待機しているにですが、あと2ヶ月ほど
何が起こるのでしょう。
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