JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

朝令暮改のJARD

2017-11-20 17:32:48 | 無線
 本ブログの10月9日付で書きました、JARDがスプリアス保証の変更をして
平成29年12月1日より自作機器や外国製品のスプリアス保証をしないと発表しました。
それから1ヶ月ちょっと。今度は一転。

 自作機・キット・外国製リグでも「平成17年12月以降に新スプリアス規格により設計・製作
されたもの」はその旨を記載することで、測定を行ったスペアナの画像写真などの資料添付は
不要となることが明確になったそうな。

 何でこうなるのといいたいが、われわれにとっては好都合になったから文句は言いません。が
 先に書いたブログで、JARLの会長、専務がJARDの理事会メンバーになっているの、こんな
決定をしてけしからんと書きましたが、まさか、いや絶対ないでしょうが、このブログを見て
決定を覆したかどうかわかりません。その節JR1KDAさんから来年のJARLの社員総会で
質問せよとコメントをいただきましたが、肩透かしを食った状態です。

 今回の新スプリアスの保証関係はすっかりJARDに振り回されました。
 何でこうまでしてスプリアスをというのでしょうか。
 いまでもわれわれがアマチュア無線を運用していて、どこの誰かがスプリアスの被害
を受けたという事実があるんでしょうか。
 国際的な取り決めで決まったといいながら、よその国からはこの問題が話題になった
という話は聞きません。

 JADRの理事メンバーにはJAIAのおえらいさんもいますが、古い機械をこれ以上使わせなく
して、新しい機械に買い換えさすのを促進するためにとった策略なんだろうかと
疑いたくもなります。

 総務省はいよいよJARLの反対のパブリックコメントを無視して、PLCの実験を進める方針を
発表しています。
 むしろこちらのほうがアマチュア無線にとっては大問題になる可能性がありそうで
先行きが心配です。
 目を皿のようにしてその実施状況を見つめ、影響をしっかり確認することが
重要でしょう。


 
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